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富士フイルム株式会社

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クラウドより安全に大容量データを保管、再評価されるテープストレージの利点

IoTやAIの普及で生成される大容量データの保管に頭を悩ませる企業が増えている。クラウドストレージは安全性に懸念があり、オンプレミスの従来型ストレージの拡張ではコストがかさんでしまう。安全性とコストを両立する保管先が必要だ。

要約

クラウドより安全に大容量データを保管、再評価されるテープストレージの利点

 IoTやAI/機械学習を活用したデジタル変革が進む一方、センサーデバイスによって生成される膨大なデータの保管方法が多くの企業で課題となっている。その量は業種によっては1日1ペタバイトにも上り、今後4K/8Kの高精細映像やVR/ARの普及が加速することを考慮すると、さらに肥大化する可能性は高い。

 そうした大容量データの保管先としてまず選択肢に挙がるクラウドストレージだが、データの安全性や個人情報保護といった観点ではどうしても懸念が残る。そうなるとやはりオンプレミス環境での保管を検討したいところだが、大容量ディスクを追加して従来型ストレージを拡張する方法には多くのコストがかかる。またソフトウェア定義ストレージは、ディスクの実効容量が低い点がネックとなる。

 そんな中、オンプレミス環境での大容量データ保管先として再び注目されているのが「テープストレージ」だ。容量や信頼性に優れながらコストをディスク比で最大8分の1に抑えられるため、とりわけ使用頻度の低いコールドデータの保管に最適だという。本コンテンツで、テープストレージの価値と昨今の進化について、詳しく確認していこう。

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