製品資料
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド時代のネットワークにまつわる3つの誤解、あるべきネットワーク像は?
クラウドへの移行は、新たなネットワーク課題も生み出した。その原因に、従来型のシステムやデータセンターの常識に基づく誤解がある。課題を解決し、クラウド時代にあるべきネットワークをどう実現すべきかを、あらためて考えたい。
要約
クラウド時代のネットワークを、データセンターや従来型システムの延長で考えてはいないだろうか。マルチクラウドなど複雑化する環境は、柔軟性のあるネットワークでなければ、せっかくの利点も生かせない。そのため、ネットワークアーキテクチャを複数のレイヤーで構成するのが望ましい。
具体的には、3つのレイヤーが考えられる。世界中のエンドユーザーにアクセス環境を提供するコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)レイヤー。多様なクラウドの要件に合わせた接続や、クラウド間の設定のオーケストレーションを実現するクラウドエクスチェンジレイヤー。そして、データセンターや従来型システムへのアクセスを担うオンプレミスレイヤーだ。
こうした適材適所のアーキテクチャを実装できれば、クラウドの利点をビジネス変革や新ビジネスの創造に活用しやすくなる。本資料では、さらにネットワークセキュリティの観点も加え、クラウド時代にあるべきネットワークの実装方法を紹介する。IoTやビッグデータなどマルチクラウド環境が最適な新技術に追随するためにも、この次世代ネットワークの重要性は今後も高まり続けるだろう。