事例

New Relic株式会社

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ドワンゴのAWS移行、コンテンツ提供速度とUXを向上させたモニタリング術とは?

AWSへの移行に当たり、I/O速度と転送速度への対応に加え、エンドユーザーの状況可視化という難題に直面したドワンゴ。それらを解決し、コンテンツ提供速度と顧客体験の向上を同時に実現したモニタリングサービスの実力に迫る。

要約

 ニコニコ動画など、一般消費者向けの多彩なサービスを展開するドワンゴ。同社はコンテンツ開発コストの削減や提供速度の向上を目的に、パブリッククラウドであるAmazon Web Services(AWS)へ移行することとなった。しかし、I/O速度と転送速度への対応は困難で、特にビッグデータを扱う事業は実測に基づく計画が必要なため、ビジネスへの影響が懸念された。

 またエンドユーザーの状況の可視化についても、従来は数値しか把握できず、顧客体験改善のためのストーリーが見えないという課題があったため、同社は解決策として新たなモニタリングサービスを導入。これにより、発生するイベントを常時補足し、グラフ化して可視化することで、各フローにおいて生じていた「原因のなすり付け合い」が解消され、開発から展開までのスピードが格段に向上した。

 また、仮説に基づいた計測指標をそのまま数値化できるようになったことで、自分たちの活動がユーザーに与える影響も可視化され、顧客体験の向上を意識した全社的なサービス開発にも良い影響が表れているという。本資料では、同社が監視対象としたサービスやそれぞれにおける工夫などについて、詳しく解説する。

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