製品資料
SCSK株式会社
ベンダーが異なる場合でもファイルサーバのデータ移行を効率的に行う方法とは
ファイルサーバの更改時のデータ移行においては、データ移行の手法が課題となることが多い。そこで注目されるのが、異なるベンダー間のNASやWAN環境でもデータ移行を効率的に実施できるマイグレーションツールである。
要約
ファイルサーバの更改、パブリッククラウドへの移行やデータセンターへの集約において、しばしば課題となるのがデータ移行だ。単に既存のデータを新しい環境にコピーすればよいわけではないのがデータ移行の難しいところで、特に移行元と移行先のベンダーがそれぞれ異なる場合、そのプロセスはさらに複雑になる。
また、WANで移行元と移行先のファイルサーバを接続するにしても、移行対象のデータ量によってはネットワークに大きな負荷がかかり、通常業務に影響を与えかねない。マイグレーションの確実性を高めるためには不可欠な最終スキャンも、場合によってはダウンタイムの長期化につながることもある。
そこで活用したいのが、データ移行に特化したマイグレーションツールだ。主要各社のストレージAPIに対応するため、異なるベンダーのNAS間でもリアルタイムでスキャン、コピーの実行が可能で、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。この他にも、リアルタイムモニタリングやWAN高速化など、マイグレーションの効率化に寄与する機能を備えた同ツールについて、さらに詳しく見ていこう。