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» 2019年05月15日 08時00分 公開

指摘される5Gのボトルネックとは? 6Gにつながる「Beyond 5G」最前線 (1/4)

早くも「5G」の次世代無線通信システムの議論が始まっている。それが「6G」に先駆けてさらなる高速・大容量通信を追求する技術研究開発「Beyond 5G」だ。「5G」に潜むボトルネックとその解決策とは?

[土肥正弘,ドキュメント工房]

 キャリアへの5G周波数割り当てもひとまず決まり、実証実験から実用への扉が開き始めた現在、夢のようなユースケースが限りなく語られる一方で、本当の実用化展開をリアル5Gやトゥルー5Gという言葉で具体的に語るベンダーが増えている。5Gユースケースの実現と、さらにその先のさらなる高速・大容量・多端末接続・低遅延の追求のために何が必要なのかを、6Gに向けて開発が始まった「Beyond 5G」の視点から整理してみよう。

「Beyond 5G」って何?

 5Gの次の世代の無線データ通信技術のこと。リアル5Gやトゥルー5Gという用語は、5Gの実力を実用レベルで示す製品やサービスが「夢の世界ではない」本物の技術であると強調したいベンダーが好んで用いている。一方、「Beyond 5G」は5Gの本格的なユースケースを拡大していくのに必要な技術、あるいはさらに高度な無線データ通信システム/ネットワーク(6G)の要素となる技術など、「ポスト5G」「6G」に向けた最新の無線通信技術研究開発のことを指している。

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