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» 2017年04月03日 10時00分 公開

IT導入完全ガイド:目的別に選びたい、ビジネスプロジェクター最新事情 (5/5)

[二瓶 朗,グラムワークス]
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トレンドはWXGA〜WUXGA

 昨今、PCのディスプレイ解像度は高解像度化が進んでいる。同様に、その画面を投映するビジネスプロジェクターも高解像度化が進んでいる。本稿取材時点(2017年3月)で、解像度の主力はWXGA(1280×800ドット)だ。一部のモデルによってはWUXGA(1920×1200ドット)を採用している。

 ちなみに、これはプロジェクターに限った話ではないが、解像度が高ければ投映できる資料の表示範囲も広くなる。例えば、会議などで「Microsoft Excel」のシートを投映するケースでは、画面をスクロールすることなく表示できる情報量は解像度が高い方が多くなる。

 しかしながら、アスペクト比が16:9のフルHD(1920×1080ドット)を採用した製品は多くない。これは、かつてのビジネスプロジェクターの主力解像度がXGA(1024×768ドット、アスペクト比4:3)だったことに起因するようだ。WXGAはXGAから発展したもの、WUXGAはWXGAをワイド化したものである。

 なお、上位製品の一部では4K UHD(3840×2160ドット)という超高精細投映が可能となっているが、オフィスで使うことを考えれば出力可能な機器が限られることもあり使用シーンは限定されるだろう。

 プロジェクターの解像度について注意したい点は、たとえ高解像度の製品を選択したとしても、接続するPCの出力解像度が低ければ、画面がぼやけてしまって適切な映像を投映できなくなるということ。

 逆に、投映サイズによっては高解像度で投映すると文字が小さくなり過ぎて読みにくいという事態になることもある。PCでの表示解像度から若干低くした、スクリーンサイズに適した表示が可能な製品を意識して選ぶ必要があるだろう。

接続インタフェースの多様化、ワイヤレス化

 ビジネスプロジェクターとPCを接続する入力端子には、アナログRGB(D-Sub15ピン)やHDMIといった複数の選択肢が備わっているのが一般的だ。しかし、最近のモバイルノートPCではこれらの出力端子を搭載しないモデルも珍しくなくなっている。このようなPCに対応するべく、USB接続による画像投映が可能な製品が登場している。

 さらには、スマートフォンやタブレット端末といったデバイスを接続する機会も増えていることから、Wi-Fi対応によるワイヤレス投映が可能なモデルも数多く登場している。専用アプリを利用してWi-Fiによるダイレクト接続による投映が可能だったり、アクセスポイントを介して投映できたりする製品も少なくない。

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