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サイボウズ株式会社

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5000人の双方向コミュニケーションを活発化、朝日新聞に学ぶ「kintone」活用術

多数のグループ会社を持つ朝日新聞では、「ASAネットシステム」の老朽化を機に 情報共有基盤を刷新した。3つの要件を満たした「kintone」の導入により、同社の コミュニケーションはどう変わったのか。その取り組みに迫る。

要約

5000人の双方向コミュニケーションを活発化、朝日新聞に学ぶ「kintone」活用術

 国内外に300以上の拠点を持つ朝日新聞は、全国紙の発行のほか文化的な活動にも力を入れており、カルチャーセンターや放送局など多数のグループ会社を傘下にしている。以前から同社はそのグループ会社と本社、新聞販売所をつなぐ「ASAネットシステム」を活用していたが、その老朽化を機に情報共有基盤の刷新を決意した。

 新たな基盤選定において重視したのは、システム上で双方向コミュニケーションが可能なこと、既存システムの機能を踏襲できること、基幹システムとの連携性が高いことの3つ。その要件を基にシステムを比較検討する中で同社が選んだのは、コストパフォーマンスが高い「kintone」だった。RFP(提案依頼書)提出からわずか2週間で実業務に近いアプリのデモを提示されたことも、導入の後押しになったという。

 「kintone」で構築した新システムは、いまや5000人規模の情報共有基盤となった。業務効率化のため多彩なアプリが実装されているが、特に情報量が多い中でも検索しやすい仕組みや、コミュニケーションを活発化する工夫を随所に凝らしている。大規模な情報共有基盤の構築や「kintone」活用のヒントを探る企業は、同社の成功事例をぜひ参考としてもらいたい。

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