日本瓦斯株式会社
EDIにおける2024年問題、DXに強い企業が選んだ解決策は?
企業間取引などを電子化するEDIで広く用いられてきたISDNのデジタル通信が、2024年1月で廃止される予定だ。この問題を乗り越えるにはどのような方法があるだろうか。
デジタルツインを活用した自社業務の管理など、DXを積極的に進めている日本瓦斯(ニチガス)。EDIでのファームバンキング接続に利用しているISDNのデジタル通信が2024年1月で終了するという問題に迫られていた。しかし、社内のIT人材はそうした問題よりも攻めのデジタル変革に注力させたいと考えた同社が選んだ方法とは?
事例概要
日本瓦斯(ニチガス)では、利用者が支払う料金を収納する各銀行やコンビニ収納代行と、基幹システムの売り上げ管理や入金管理の機能をつなぐために、自社で構築したEDIでファームバンキング接続をしていた。万一止まってしまえばお金のやりとりが滞るため、安定した運用が求められている。しかし、その接続に利用しているISDN回線サービス「INSネット」(デジタル通信モード)終了に伴うEDIの2024問題が間近に迫ってきていた。
一方、同社ではIoTやデジタルツインなどの先進的なDXの推進に取り組んでおり、よりクリエイティブな攻めの業務に人材を投入していくためにも、これまでEDIの運用保守にかかわってきたIT人材の負荷を軽減することも課題であった。
そこで、社内の人手をかけずにISDN終了の問題に対処すべく、複数のEDIソリューションを検討の上、同社はEDI運用をアウトソースし、スマクラ for Internet EDI AnserDATAPORT接続サービスを利用するという選択を行った。これにより、自社の人材を使うことなく安定した運用が可能となった。同社の事例はIT人材の不足に悩む企業にとっても参考となるのではないだろうか。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | システムリプレース |
業種 | サービス業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:スマクラ
提供企業:SCSK株式会社
掲載日:2023/04/01
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