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SOA

SOA(Service-Oriented Architecture)はサービス指向アーキテクチャと訳され、情報システムを様々なサービスの集合体として捉え、個々のサービスを組み合わせて1つのシステムを構築する設計手法のこと。各サービスは外部からの呼び出しに対応できるように共通のインタフェースを備えている。

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SOAの基本機能とは?

SOAを実現するために必要となる機能としては、主に以下の2つが挙げられる。
●Webサービス
各種ソフトウェアをネットワークを介して利用可能にする、SOAを実現するための標準技術基盤。XMLやHTTPといった汎用的なテクノロジーが基本となっている。

●インタフェースプロトコル
外部からSOAに基づいて構築された各サービスを呼び出すためのプロトコルとしては、SOAP(Simple Object Access Protocol)やHTTPなどが利用される。

SOAの導入メリットとは?

SOAを導入するメリットとしては、主に次の2つが挙げられる。
●システム開発コストの削減
SOAに基づいて構築された各サービスは共通のインタフェースを備えており、これを介して外部の各種システムからサービスを呼び出して、様々な場面で利用することができるようになる。これによって業務システムごとに同じようなサービスが必要な場合にも、個別にサービスを構築する必要がなくなり、システム開発コストを大幅に削減することができる。

●柔軟なシステム開発の実現
SOAに基づいて構築された各サービスは、各々専用の機能を提供する個別モジュールということができ、これらを必要に応じて組み合わせることで、1つのシステムを構築することができる。一からシステムを開発する必要がなく、個別モジュールを柔軟に組み合わせることで、最終的なシステムが実現できる。