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テレビ会議/ビデオ会議

ビデオ会議は、遠隔地にいるユーザ同士でビデオモニタを介した会議を実現するためのシステム。双方の映像と発言をネットワーク経由でリアルタイムに送受信することでストレスのないコミュニケーション環境を実現する。基本的な構成機器は、カメラ、マイク、スピーカー、ディスプレイで、これらを映像/音声の信号をデータ処理するためのビデオ会議専用ハードウェアに接続して利用する。また複数の拠点が参加するビデオ会議を実現する際には、MCU(Multi-point Control Unit:多地点接続装置)が利用される。

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テレビ会議/ビデオ会議の基本機能とは?

ビデオ会議の提供する機能は、主に以下の5つが挙げられる。
●MCU機能
MCUは3地点間以上を接続してテレビ会議を実現する制御装置で、単体のタイプと、ビデオ会議システム端末に内蔵されているタイプがある。

●ファイル共有機能
PCで動作するデスクトップタイプとの混在が可能な製品で、PCで表示しているファイルをビデオ会議システムのディスプレイに表示して共有する機能。

●即時会議/会議予約機能
専用リモコンでアドレス帳から相手を選び、すぐに会議を開催する機能や、重要会議や定例会議を事前に予約する機能。

●暗号化機能
映像/音声/PC画像のデータを暗号化する機能。セキュリティを保った会議が可能になる。

●多画面分割機能
参加者の人数に応じて、画面表示を分割して表示する機能。各画面上に拠点名や名前を表示させたり、発言している参加者の画面をオレンジ色の枠で強調させたりすることができる製品もある。

テレビ会議/ビデオ会議の導入メリットとは?

ビデオ会議の導入メリットとしては、主に次の3つが挙げられる。
●各種コストの削減
遠隔地から人を招集して会議を開催した場合の交通費や宿泊費、人件費などのコストを削減し、時間を節約することができる。

●コミュニケーション密度の向上
例えば1時間程度の会議であれば、仕事の手を止めてビデオ会議システムを利用すれば、簡単に会議を始めることができる。参加者が移動に数時間かけるよりも、空いている時間を見つけてビデオ会議を実施する方が効率的。

●採用面接などの用途にも利用可能
例えば会議を録画して議事録とするとともに、会議に出席できなかった人がストリーミングで閲覧できるようにしたり、本社の人事部が拠点の人員の採用面接にビデオ会議システムを活用している例もある。さらに倉庫にもビデオ会議システムを設置して品質管理に活用したり、製品トレーニングや店舗スタッフへのアドバイスに活用したりするケースなど、工夫次第で会議以外の様々な用途に活用できる。