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SB C&S株式会社

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検証で見えた、VDI基盤における大規模クローン展開の最適解

仮想デスクトップの展開方法は従来、コストやストレージへの負荷と、ユーザーの利便性がトレードオフの関係にあると考えられてきた。ユーザーの自由度を確保しながら、仮想マシンを低コストで大規模展開する、新たな方法を紹介しよう。

要約

 仮想デスクトップ(VDI)環境の構築において考慮すべきポイントに、仮想マシン(VM)の展開方法がある。一般的には、マスターVMから必要台数分のクローンを作成するフルクローンと、マスターVMから少数のクローンを作成した後、そのクローンの差分データを必要台数分作るリンククローンのいずれかを採用することになる。さらに、作成したVMにユーザーをどのように割り当てるかも考慮しなければならない。

 データ保存やアプリケーションのインストールなどの制約が最も少ないのは、1つのフルクローンVMに1ユーザーを割り当てる占有型だが、これでは台数分の容量がそのまま必要になるため、膨大なストレージ容量を用意しなければならない。この初期コストの高さが、占有型の採用を企業にためらわせてきた。

 そこで注目されるのが、独自の重複排除機能を持つハイパーコンバージドインフラ製品だ。本Webキャストでは、同製品を100台規模のVDI基盤として採用した場合に、フルクローンとリンククローンの2方式でどれだけストレージ容量に違いが出るかを検証している。容量がほぼ変わらないという結果がなぜ生まれるのかをぜひ確かめてほしい。

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