事例

TD SYNNEX株式会社

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Windows Server 2008のEoSを機に考える、サーバ構成“全面刷新”のコツ

Windows Server 2008/R2のサポート終了に伴い、多くの企業が移行作業に追われる昨今だが、単純リプレースよりもITインフラの全面刷新が最適な場合もある。企業の課題別に、サーバ移行や統合、仮想化など、最適な方法を提案する。

要約

 Windows Server 2008/R2のサポートが2020年の1月に終了するが、調査によると、2018年1月時点で約63万台が稼働中であり、そのうち45%は移行計画さえも未定だという。しかし、サポート終了製品の継続使用は、老朽化による故障率の上昇、更新プログラム終了によるセキュリティ問題、障害時対応の困難化など、さまざまなリスクを抱える原因になってしまう。

 これを回避するには、単純なサーバリプレースではなく、自社課題を見つめ直し、それにあわせてITインフラを全面刷新することが有効だ。例えばディスクの故障対策には予測分析機能を備えた高パフォーマンスストレージの採用、物理サーバが乱立する環境には仮想化統合、コストとセキュリティを考えるならファイルサーバ単体の移行、といったように、方法は幾つも考えられる。

 またサポート終了までのリプレースが難しい場合や、オンプレミス以外のDR環境を構築したい場合には、ファイル/ディレクトリ単位からサーバレプリケーションにまで対応しているMicrosoft Azureへのバックアップも有効な手段だ。本資料を参考に、最適なアプローチを選択してほしい。

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