事例

日本アイ・ビー・エム株式会社

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安全性・信頼性・可用性を強化、Yahoo! JAPANに学ぶオブジェクトストレージ活用

月間で約725億のページビューを誇る「Yahoo! JAPAN」。その運営を行うヤフーは、膨大なトラフィックにより限界を迎えつつあったストレージ環境をどのように改善したのか。同社の事例からクラウド時代に求められるストレージの条件を探る。

要約

 「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーは2018年10月、プライベートクラウド基盤のストレージ環境を非構造化データに強いオブジェクトストレージに移行した。導入したのは同社のストレージの中でも、最も機密性を求められるデータ保存領域である高セキュリティエリアだ。

 移行に踏み切った理由の1つは技術面にあった。同社の開発環境でコンテナ技術やPaaSなどのニーズが高まっていたのはもちろん、さらなる俊敏性や柔軟性を強化するため、オンプレミスにおけるクラウドネイティブ技術との親和性が高いストレージが求められていた。

 加えて、問題となっていたのがパフォーマンスだ。Yahoo! JAPANのページビューは2018年2月時点で月間で約725億、ユーザーアクセスも1日当たり4000万に達するなど、トラフィックが膨れ上がり、従来の環境では限界に近づいていたのだ。同社はオブジェクトストレージを活用して、どのように状況を改善したのか、本資料で詳しく解説する。

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