製品資料

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社

進化する磁気テープストレージ、8割を占めるコールドデータの長期保存で脚光

データの爆発的な増加を受けて、その8割を占めるコールドデータの長期保存が課題になっている。そのアーカイブ先として再注目されているのが、安全・安価な磁気テープストレージだ。海外の導入事例からその魅力を探る。

要約

 高精細映像の普及やIoTデバイスの利用拡大などにより、企業が扱うデータ量は爆発的に増加している。大容量データのストレージという課題で注目したいのが、利用頻度の低い「コールドデータ」をどう保管するかだ。データ全体の8割以上を占めるともいわれるコールドデータを安全・安価に長期保存する手段として、にわかに磁気テープメディアの価値が再認識され始めてきた。

 実は磁気テープメディアは進化を重ねており、いまや1本のテープカートリッジで圧縮時15TB(非圧縮時6TB)という大容量を実現している。さらにHDDに優る高信頼性をはじめ、コストパフォーマンス、データ転送速度の速さ、容量増設の容易さ、暗号化対応など、アーカイブメディアとしての充実度が際立っている記録媒体なのだ。

 本コンテンツでは、この磁気テープとHDDを併用することで長期保管に最適化したストレージシステムを解説する。いち早く同システムを導入した海外企業や組織の事例も紹介しており、コールドデータの効率的な保管方法を検討する上で大いに参考になるだろう。

アンケート