ルーターの設定管理をリモートアクセスで実施、時間や費用を削減

ソフトバンク株式会社

ルーターの設定管理をリモートアクセスで実施、時間や費用を削減

ソフトバンクでは、通信回線とともに提供するルーターの設定管理をリモートアクセスで行うことで、時間、手間、費用を大幅に削減できた。それを可能にした製品とは。

  • 業務効率化
  • 通信サービス業
  • 情報システム部門(運用系)
ルーターの設定管理をリモートアクセスで実施、時間や費用を削減

ソフトバンクでは、通信回線とともにルーターを提供するサービスにおいて、コンフィグ情報管理に多大な時間、手間、費用を要していた。しかしロジックベインの「Net LineDancer」の導入により、設定情報の確認や変更をリモートアクセスで行えるようになり、業務の効率化、コストの削減につなげることができた。

事例資料をダウンロード

課題

 ソフトバンクでは、通信回線とともにルーターを提供するサービスで、数百社を超える顧客の設定情報管理を手動で行ってきたが、顧客の要望通り変更を加えるのに10日以上を要していた。技術者らは年2回は顧客先を訪問、出張費や作業費もかさんだ。関連部署は設定管理作業で残業が増えていた。さらに、ともにサービス提供に携わるパートナー企業と同社が、互いに相手に設定情報管理を望むという、認識のすれ違いも生じていた。

解決方法

 ロジックベインの設定管理システム「Net LineDancer」の導入により、ソフトバンクの技術者やパートナー企業がネットワークにリモートアクセスし、設定情報の確認や変更を迅速に行えるようになった。利用者一人一人に適切なアクセス権限を付与できる他、操作履歴を管理できるため、どのパートナーがいつ、何の操作をしたかを確認できる。また、機器ベンダーへの対応範囲が広いことも、サービス提供上のニーズに適合した。

効果

 設定変更は遠隔操作により数分で行えるようになり、出張とその交通費が不要に。また、ソフトバンクはパートナー企業に頼ることなく全ての機器の最新の設定情報を管理できるようになった他、アクセス管理機能により、ソフトバンクとパートナーの間における各業務の責務の所在を明確化できた。当初は設定情報を管理するために同製品を導入したが、今では顧客ネットワークへのアクセス手段として重要な役割を担っている。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 通信サービス業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2011年

提供企業・製品

導入製品名:コンフィグ管理ソフト Net LineDancer Enterprise

提供企業:株式会社ロジックベイン

URL:http://www.lvi.co.jp/NetLD/