IT資産管理にかかる工数の50%以上を削減させた方法とは

キーウェアソリューションズ株式会社

IT資産管理にかかる工数の50%以上を削減させた方法とは

キーウェアソリューションズは、ソフトウェアライセンスをはじめさまざまなIT資産管理の作業負担や情報不備を解消するために管理ツールを導入し、業務を大幅に効率化した。

  • 業務効率化
  • 情報サービス業
  • 情報システム部門(運用系)
IT資産管理にかかる工数の50%以上を削減させた方法とは

クラウドの普及やライセンスの複雑化により、さまざまなリスクに直面したキーウェアソリューションズは、IT資産管理における作業負担や情報の不備を解消するために管理ツールを導入。社員がリアルタイムに台帳を直接参照・更新できるようにした結果、ライセンスの利用申請や棚卸しなどにかかる稼働の大幅な削減に成功した。

事例資料をダウンロード

課題

 同社では、ハード3000台・ソフト4000本を超す資産の管理にIT資産管理ツールとExcelを併用していたが、管理が煩雑で担当者の負担が大きかった。年に2回の棚卸しでは、目視確認や手動転記が多く、非効率で不正確だった。また、IT資産の利用申請は別のワークフローシステムで運用されていたため、申請があると管理者は台帳と申請内容を目視で照合する必要があった。ソフトウェアライセンスや保守期限の管理もできていなかった。

解決方法

 従来の台帳や別のワークフローシステムの利用を廃止し、新しい管理ツールを導入した。従来のツールと異なり、ソフトやハードに加え、仮想環境やクラウド環境も一元管理できる。また、ライセンスとユーザーをひも付けて利用数を自動で計算できる点や、管理が不要な無償ソフトやドライバを自動的に仕分けることができる点が導入の決め手となった。さらに、社員がリアルタイムに台帳を参照・更新できることも大きい。

効果

 IT資産管理の工数を大幅に削減でき、手作業による負担や情報の不備も解消できた。利用/返却申請では75%、未申請インストールに対する警告では85%、ソフトウェアの仕分けでは95%、棚卸しでは50%の作業時間を削減できた。また、台帳を社員に公開したことで、遊休ライセンスの有効利用やライセンス切れの防止につながっているほか、棚卸しの時期に限らずいつでも社員が台帳を更新でき、顧客先常駐者の棚卸し負担も軽くなった。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 情報サービス業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2018年

提供企業・製品

導入製品名:ソフトウェアライセンス管理「iTAssetEye」

提供企業:NTTテクノクロス株式会社

URL:https://www.ntt-tx.co.jp/products/itasseteye/