事例

レッドハット株式会社

レッドハット株式会社

単純作業を100時間短縮、Ensonoのインフラ運用を変えた自動化プラットフォーム

ITの自動化は、あらゆる業種・規模の企業にとって重要なミッションとなっている。M&Aで急成長を遂げた半面、IT環境が複雑化してしまったITサービスプロバイダー、Ensonoの成功事例から、IT自動化ソリューションの活用法を確認したい。

要約

 M&Aや会社の急成長は、システムとプロセスの複雑化を招く。それはメインフレームからクラウドまで幅広い領域をカバーし、デジタルトランスフォーメーションを促進する企業、Ensonoでも例外ではなかった。複雑化に加え、サーバの起動やパッチ処理、ファイアウォール管理といったルーティン的な日常業務に追われるようになり、新規サービスの市場投入時間を短縮することも難しくなっていた。

 環境改善に当たって、同社が求めたのが効率性と一貫性だ。単にルーティンワークを自動化するだけでなく、変更管理が不要のエージェントレスアーキテクチャにより管理プロセスも一元化できるプラットフォームを採用。顧客に提供しているサービスの可視性も高められる。

 効率化の効果も大きく、構成管理データベースの検出と入力、監視サーバのためのファイル更新などの効率化から運用チームが短縮できた作業時間は100時間以上に上る。開発チームも過去に作ったスクリプトなどの再利用が容易になり、機能やサービスの市場投入期間も短縮された。本資料では、同社の事例から自動化のあるべきアプローチを明らかにする。

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