レポート

レッドハット株式会社

レッドハット株式会社

成功事例に見る、自動化テクノロジーの「メリット」「コスト」「リスク」

IT自動化への投資に当たっては、利益やコスト、リスクを総合的に精査したい。その参考となるのが、自動化を段階的に導入し、3年間で全社的に自動化のメリットを活用できるまでに拡張した米国マネージドサービスプロバイダーの取り組みだ。

要約

 ITの自動化技術は、アプリケーションの配布やシステム運用・管理、DevOpsの浸透など多様なメリットを持つため、その投資を検討する企業も増えている。担当者が気になるのは、自動化への投資に伴う利益やコストやリスクだろう。その参考資料を提供すべく、自動化を全面的に活用するマネージドサービスプロバイダーに調査を行った。

 同社は部分的な自動化テクノロジーの導入から始め、オーケストレーションを徐々に拡張して全社的にメリットを享受できる環境を整備した。従来は、サーバの再構成や新サーバの配備を手動で行う必要があり、先行して自動化していたクラウドプラットフォームにも、スケーリングが困難で、問題の修正は手動で行わなければならないといった運用上の課題があった。

 さらに、運用の複雑化により、貴重なシニアエンジニアの時間を消費していた。だが、それらの問題は自動化テクノロジーを活用することで、3年間で一掃された。運用の効率化によりサービスのリードタイムは短縮し、プロセスの標準化により経験の少ないエンジニアでも複雑なタスクを解消できるようになったという。本資料では、同社における自動化のインパクトをさらに詳しく解説する。

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