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ゾーホージャパン株式会社

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少数精鋭で使いこなせるツールがカギ 某市に学ぶインフラ一元管理の秘訣

市区町村や中堅・中小企業のITインフラにも今やクラウドや仮想化環境が混在し、複雑化している。高度なIT人材を確保しづらい組織で、運用管理を効率化するにはどんなツールを選べばよいのだろう。その答えの1つが某市の取り組みにある。

要約

 ITの人的リソース不足に悩むのは企業も自治体も変わらない。ITインフラの監視や障害対応を効率化するために、北海道の某市が見つけた答えは、必要な機能だけに絞り込み、少数精鋭で運用できる監視ツールを選択することだった。

 同市はもともと情報化推進に取り組んできた先進的な自治体の1つで、2000年代の初めにはネットワーク監視ツールを導入し、市庁舎内外に散在するサーバやネットワーク機器の監視・管理業務の効率化を図っていた。だが、導入したツールは大規模ネットワーク向けの製品で、操作には専門知識が必要で、監視・運用の設定変更はSIerに都度依頼しなければならなかった。そのため、運用コストがIT予算を圧迫し、迅速な対応も困難な状況だった。

 それを打破したのが、マルチベンダー対応で、サーバとネットワークを一元的に監視できるオールインワンの監視ツールだ。GUI上のクリックベースで設定ができるといった操作の容易さもあり、同市のスタッフで十分に運用可能だったという。本資料では同市のプロジェクトから、自治体や中堅・中小企業に適したネットワーク監視ツールのポイントを明らかにする。

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