基礎解説データセンターとは?
データセンタとは、サーバやネットワーク装置などのIT機器類を集約して設置、管理するための建物自体を指すが、データセンタ事業者ではそれらの機器、あるいはスペースを顧客企業などに提供している。代表的なサービスは、1つ目がデータセンタ事業者が保有するサーバの処理能力をネットワーク経由でユーザー企業に貸し出すホスティング、そしてもう1つが、ユーザー企業の所有するIT機器類をデータセンタ内に設置し、安全に保管するハウジングで、さらにそれらのリソースをもとに、各種クラウドサービスの提供を手掛けるケースも増えている。 データセンタでは情報システムを安全に稼働させるために、サーバラックや電源、ネットワーク回線、空調機器といった通常の設備に加えて、災害発生時に備えた耐震・免震構造や消火設備、UPSや自家発電装置、更にはセンタ内のIT機器類が滞りなく稼働しているかをシステムオペレーターが常時監視するための監視ルームなどが設けられている。
「データセンター」に関する記事情報
企業の情報資産を災害から守るために有効なデータセンター。今回は外部のデータセンターサービスに関するユーザー調査を大公開!
クラウドへの需要の高まりは国内データセンターの建設ブームにもつながっている。これまで一般的であった延床面積だけでなく新たな指標での評価が重要となる。
データセンターを中心に立ち上がったSDN/NFV市場が大きな成長を続けている。2022年の市場規模は1759億円と2017年の約3.4倍になるとみられる。その要因は何か?
サーバやストレージ、データセンター向けネットワークといったITインフラはDX推進を支えるための基盤ともいえる。2017年の市場規模はおよそ7213億円だった。
クラウドサービスがSLAを下回った際、具体的にどのような補填がされるか理解しているだろうか。Office 365とG Suiteとでもここまで違う。あまり表に出てこないサービスの違いを紹介する。
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズがエンタープライズ製品の新ブランドを発表した。新社長が予測する2020年のIT市場とレノボの戦略とは?
機器を液体につけて冷却する富士通の「液浸冷却技術」は、データセンターの電力消費を40%削減する他、機器設置スペースを50パーセント削減し、ファンを回さない静かなデータセンターを実現する。
企業のインフラ構築に欠かせないデータセンターだが、どんな視点で選ぶべきなのか。ラックの基本も押さえよう。
エンタープライズシステムのクラウド化が相次ぎ、データセンター需要も高騰気味だ。最近ではサービスを意識した付加価値を売りにする事業者も出始めている。
コンピュータ自体を水没させて冷却電力をほぼゼロにする水没コンピュータが登場した。省エネデータセンターの構想とは。
「データセンター」に関するIT製品情報
ヴイエムウェア株式会社
ソフトウェア定義データセンター(SDDC)のデータ管理アプローチでは、「物理」「仮想化」「管理」の3つの論理層に分けてプロセスを考える。それぞれの層でできることは何か、基礎知識を整理する。
ヴイエムウェア株式会社
HCIと従来型のラックサーバはどちらも、データセンターの展開にメリットがある。だが、どちらの設定が簡単かを考えるには計画と準備が必要だ。
キヤノンITソリューションズ株式会社
自然災害が頻発する現在の日本においてBCP対策は全ての企業の課題だ。対策の1つとして、遠隔地のデータセンターにDRサイトを構築する方法があるが、選定には考慮すべきことが多い。ここでは、あるタイヤメーカーの事例を紹介する。
株式会社朝日ネット
拠点間通信、データセンターとの通信向けインフラの理想型であるVPN。煩雑で高コストとされるVPN回線の導入と運用について、安全性はそのままに、低コストで、運用管理業務を劇的に効率化できる策があるという。
株式会社 TFF
光ファイバーは今後も高速化が進み、データセンターでは伝送速度が400Gbpsのものが普及すると見込まれている。そこで課題となるのが、損失バジェット性能をどう守るかだ。今回は、光ファイバー技術の特性と運用方法を基礎から解説する。
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