基礎解説ERPとは?
ERP(Enterprise Resource Planning)は“統合基幹業務システム”と訳され、ヒト・モノ・カネといった企業の所有する資源を統合的に管理し、最適化するためのシステム。全業務共通のデータベースを構築し、それを中心に各業務システムがシームレスに連携する。具体的には、企業の基幹業務を統合的に管理するためのERPパッケージを指し、会計、人事、給与、販売管理、生産管理、在庫管理などの各機能を提供する。
「sap」に関する記事情報
三井情報は基幹系システムのクラウドシフトを進め、SAP S/4HANA CloudとSalesforce Sales Cloudとの連携を図った。しかし、提供されているAPIだけでは両システムへのデータ連携は困難だった。
日本通運は経理処理に「SAP Account Substantiation and Automation by BlackLine」を採用した。「タスク管理」と「勘定照合」の2つの機能を本社と一部の子会社から導入し、段階的にグループ全体に広げる。
SAPによると、国内企業のCRM、BI、ERPのシステム対応にはまだまだ課題点が残るという。それぞれの分野における“マズイ”点を指摘するとともに、SAPのSaaSの特徴を深掘りする。
SAPの2025年問題について、SAP自身が延長を表明した。少なくとも2025年以降、5年間の猶予を提示する一方で現行のS/4HANAは今後20年間の保証を確約した。
SAPユーザーのクラウド移行に主要プロバイダー3社がそろってシステム移行で協力する。2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」に取り上げられたことで注目を集める基幹業務システムの「2025年の崖」。渦中の古いSAP ERPユーザーも「崖」から救うか。
大手製薬会社のファイザーが、RPAとOCRの連携で22万時間分もの作業を削減しました。AIとの連携でも大きな成果を上げています。また、ある企業はSAPの2025年問題の解決策としてRPAの活用を考えています。RPAを上手に使っていく上で重要なトレンドを紹介します。
現場の細かな業務データをくまなく拾って会計監査などにも耐える業務フローを整備するには、大きなシステム導入でないとムリ? 「今と変わらぬ人員で効率よく運用したいなら入出力業務をなくしてしまえばよい」こんな潔ぎ良い提案が聞こえてきた。さて、どんな仕掛けか。
人手不足が本格化するといわれる2025年。この年、企業の基幹業務を支えてきた古い「SAP ERP」の保守サポートが終了する可能性がある。導入プロジェクトをけん引してきた人材が不在になる前に検討しておくポイントは?
SAPジャパンが「SAP HANA Cloud Platform(HCP)」のデータセンターを東京と大阪に開設する。その狙いは何か?
ビジネスのデジタル化が加速し、企業はより正確で素早い意思決定が必要となった。AIを活用する次世代型ERP製品として「HUE」と「SAP S/4HANA」を紹介しよう。
「sap」に関するIT製品情報
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
学研は出版物流パッケージをSAP ERPのフロントエンドとして機能させるために、SAP用コネクターを備えた連携ツールを採用。市販受注業務の効率と品質が向上した。
Panaya Japan 株式会社
基幹システム「SAP ERP 6.0」のサポートが2025年に終了する。移行に未着手の企業が80%を占めるが、まだ時間があると楽観はできない。SAP S/4HANAは進化が大きく、移行負担が重いため、アウトソース先の枯渇は既に始まっているのだ。
SAPジャパン株式会社
クラウドERPに対して、企業独自の処理や従来機能の再現性を重視するよりも、クラウドならではの優位性を評価し、業務の効率化や柔軟性を重視する企業が増えてきた。このようなマインドシフトが、いま必要とされる理由とは。
SAPジャパン株式会社
クラウドファースト戦略を多くの企業が進める中、基幹システムを担うERPにもその波が押し寄せている。そこでコストやコンプライアンスなど5つの側面から、クラウドERPがもたらすビジネス価値を考察する。
SAPジャパン株式会社
従来のERPにおけるアップグレードや移行の課題を解決し、基幹システムのクラウド化を実現するものとして注目されるクラウド型ERP。“完全SaaS型”と“シングルテナント型”という2つの提供形態を比較し、自社に最適な導入方法を探る。
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