基礎解説ルーターとは?
ルーターとは、ルーティング(ネットワーク上で相手のノードにデータを送信するための経路を決定すること)する機器。もう少し具体的に言うと、異なる2つ以上のネットワークを中継(相互接続)するための通信機器である。あるノードにデータを伝送するために利用するのが、IPというOSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)のプロトコルである。IPでデータを伝送するには、データをパケット(IPパケット)という小さな塊に分割し、そこに送信元IPアドレス、送信先IPアドレスなどの伝送するために必要な情報も併せて格納する。ルーターは送られてきたIPパケットを経路表(ルーティングテーブル)に基づき経路選択するという役割を担う。
「回線」に関する記事情報
連載3回目は、読者から寄せられたテレワークでの「ネットワーク」「デバイス」に関する課題や問題点を紹介する。勤務先で実際に起きたテレワーク中のトラブルに関して、フリーコメント形式で尋ねたところ、多数の“珍事件”が寄せられた。
コロナ禍のテレワークで、多くの人が自宅回線で業務に取り組んだ。急きょ自宅回線を業務で利用したことで帯域不足や通信費用といった多くの課題が見つかった。企業はこれからどう対応するのか――。548人から寄せられた課題観と対応策を紹介する。
コロナ禍のテレワークでは、私用端末や自宅回線を利用するため、企業側の目が届かないツールの利用が増加した。怪しいメールや不審サイトは開かない、VPNに接続する、適切な認証設定をするといった従業員一人一人のセキュリティ意識が重要となってくるが、実際のところうまくいったのだろうか――。
既存の電子商取引システが使えなくなる。最悪の場合には業務が停滞してしまう可能性があるという2024年問題。費用と時間をなるべくかけずに対応する選択肢はあるだろうか。
格安SIMサービスなどで使われるMVNOサービスの市場規模は805万回線で、法人向けは225万回線と推定。シェア情報を紹介する。
2020年後半に終了となるISDNの「ディジタル通信モード」。いまだ300万回線超が契約中のISDN、その移行に向けた最適解とは?
2015年度は、金額が3089億円、数量が約49万回線と見込まれた広域イーサネット市場。27.2%の占有率を獲得した1位ベンダーとは?
2015年は222億円、約21万回線と見込まれた該当市場。金額ベース29.3%、数量ベース29.0%の占有率を獲得した1位ベンダーとは? シェア情報を紹介する。
2015年は、92万5500回線、1852億円だったIP-VPNサービス市場。21.9%の占有率を獲得した1位ベンダーとは? シェア情報を紹介する。
2014年度は86万回線、1800億円が見込まれたIP-VPN市場。シェア情報を紹介する。
「回線」に関するIT製品情報
株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
カメラとモバイルネットワークが一体化したクラウド型のサーマルカメラソリューション。ネットワーク回線が不要のためスピーディーに導入できる。
株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
回線種別に依存せず、オーバーレイによるSD-WAN構成を実現する次世代VPNサービス。仮想ネットワークの一元管理により、WANの運用管理における負荷も軽減可能。
キヤノンITソリューションズ株式会社
BCP/DR対策の要として、多くの企業から選ばれている地方型データセンター。その中でも、地震リスクの少なさや通信コストの安さで注目されている沖縄データセンターについて、そのサービスを支えるイーサネット専用線を中心に紹介する。
A10ネットワークス株式会社
クラウドサービス利用時のネットワーク遅延は、トラフィック増大によるプロキシサーバや回線の限界が主な要因だが、増設での対応は投資が高額になってしまう。そんな中、プロキシ増設の20分の1のコストで導入できる解決策があるという。
A10ネットワークス株式会社
Windows 10やMicrosoft 365への移行に際して懸念されるのが、大容量かつ頻繁な更新によるネットワーク負荷だ。従業員が一斉に更新プログラムをダウンロードすれば、通常の業務に支障が出かねない。コストにも配慮した解決策はないものか。
「回線」に関連するキーワード
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