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» 2021年06月10日 07時00分 公開

Web会議ツールの利用状況(2021年)/後編

Web会議ツールを使った非対面コミュニケーションにも慣れてきた頃ではないだろうか。そうした“慣れ”からくる気の緩みが思わぬ失敗につながる時もある。後編では、そうしたWeb会議の失敗談を集めた。中には、想像もつかないような失敗をした人もいた。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2021年5月7日〜5月21日にわたり「Web会議ツールの利用」に関する調査を実施した。今回は、「会議以外の目的でのWeb会議ツールの利用有無」や「利用目的」、Web会議で起こしてしまった「恥ずかしい経験や失敗談」を尋ねた結果を紹介する。

 全回答者数245人のうち情報システム部門が29.4%、製造・生産部門が18.8%、営業・販売部門が10.6%、経営者・経営部門が5.3%などと続く内訳であった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

50.6%が会議以外でもWeb会議ツールを「利用」と回答

 前編では、勤務先で利用しているWeb会議ツールや、ツールに対して不満、ストレスを感じるポイントなど、読者アンケートの調査結果を基にWeb会議の実施状況やツールの問題点について解説した。後編では、会議以外でのWeb会議ツールの利用有無と目的、Web会議中に起こったトラブル事例を紹介しよう。

 「Microsoft Teams」や「Zoom ミーティング」に代表されるWeb会議ツールは、「情報共有ツール」「ユニファイドコミュニケーションツール」とも捉えられ、会議だけでなく、さまざまな用途での応用が考えられる。そこで、こうしたWeb会議ツールを会議以外の目的で利用しているかどうかを尋ねたところ、「利用している」が50.6%、「利用していない」が49.4%と回答を二分する結果となった。この結果を従業員規模別で見ると、501〜1000人、5001人以上の企業帯で「利用している」とした割合が若干高い傾向にあった(図1)。

図1 会議以外の目的でのWeb会議ツール利用有無(n=239)

 次に会議以外の目的でWeb会議ツールを「利用している」と回答した人を対象に、利用目的を聞いたところ、最も回答が集中したのが「1 on 1ミーティング」と「クライアントとの商談」で同率で49.6%、次に「雑談やランチ会など業務以外での用途」41.3%、「採用面接」36.4%、「人事評価面談」で35.5%と続き、「その他」の意見では「新商品発表会や事業説明会」や「バーチャル展示会」といったウェビナー利用が挙がった(図2)。

図2 会議以外でのWeb会議ツール利用目的(n=121)

 クライアントとの商談や採用面接など、従来は対面での実施が当たり前であった社外の人とのコミュニケーション手段がWeb会議ツールに代替されている状況が見て取れた。また、ランチ会など、リモートであってもこうしたツールをうまく活用しながら従業員間の関係構築を継続しようとする試みは、チームとしての一体感や創発性を生み出す上でも重要になってくるだろう。

すっぴんさらしに銭湯ダッシュ……Web会議中の「珍事件」集

 利用が一気に浸透し、日常的に利用するものとなったWeb会議ツールだが、中には操作に不慣れ、気の緩みなどの理由から思わぬ失敗や恥ずかしい体験をした人もいるのではないだろうか。ここからはWeb会議中に起こった珍事件や失敗談について、回答者から寄せられたエピソードを紹介する。

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