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» 2021年05月20日 07時00分 公開

リモートアクセス環境の整備状況(2021年)/前編

VPNやVDIに代表されるリモートアクセス手段。前編では、リモート接続する機会の有無やセキュリティ課題などに焦点を当て、業務のリモート化の状況と起こり得るセキュリティ被害、対策に必要な視点について考察する。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2021年4月16日〜5月7日にわたり「リモートアクセス環境の整備状況」に関するアンケート調査を実施した。今回の調査では、社外から社内環境へリモート接続する機会の有無や手段、リモート環境下でのセキュリティ被害の有無と実際に遭った被害内容について尋ねた。業務リモート化の状況は企業規模で差があり、環境の整備状況にバラつきがある現状が透けて見えた。

 全回答者数267人のうち、情報システム部門が30.7%、製造・生産部門が15.4%、営業/営業企画・販売/販売促進部門が15.3%、総務・人事部門が10.9%、経営者・経営企画部門が7.8%といった内訳であった。なお、グラフで使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるため、事前にご了承いただきたい。

業務のリモート化はどこまで進んだか? 従業員規模別の状況

 政府は民間企業に対して「出勤者7割減」を求め、テレワークを強く推奨している。しかし、全ての企業がその要求に応えられているわけではなく、テレワークにシフトしたくてもできていない企業が存在するのが現実としてある。

 その理由の一つに、VPNなど業務のリモート化を支える環境整備が追い付いていないことなどが考えられる。コロナ禍が訪れて1年以上がたった現在、企業におけるリモートアクセス環境の整備はどこまで進んだのだろうか。また、環境が整備できている企業、できていない企業で、それぞれの課題はどこにあるのか。前編、後編を通して、アンケート結果を基に探っていく。

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