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» 2021年04月15日 07時00分 公開

「Microsoft 365」と「Google Workspace」の利用状況(2021年)/前編

MicrosoftとGoogleがそれぞれ提供するオフィスツールはどの程度定着しているのか、ユーザーは同ツールをどのように感じているのかを調査した。ロックインが進む中で「不満はあるが変えられない」といった声が見られた。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2021年3月16日〜4月6日にわたり「Microsoft 365とGoogle Workspaceの利用状況」について調査を実施した。全回答者数259名のうち情報システム部門が27.4%、製造・生産部門が17.4%、営業・販売・営業企画部門が16.6%、総務・人事部門が9.3%などと続く内訳であった。

 今回は「Microsoft 365」や「Google Workspace」といったオフィスツールの「利用状況」と「不満の有無」「リプレース予定」を調査した。それによってオフィスツールのクラウド化が進んでいる状況が明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

クラウド化進む、Microsoft「一強」かGoogle健闘か?

 はじめに業務で利用しているオフィスツールを複数回答で聞いたところ、最も多いのが「Microsoft 365」(43.6%)で、「Microsoft Office(パッケージ型)」(22.0%)、「Microsoft Office(パッケージ型)とMicrosoft 365を併用」(14.3%)、「Microsoft 365とGoogle Workspaceを併用」(7.3%)と続いた(図1)。

(図1)利用中のオフィスツール

 併用を含めると、Microsoft 365の利用率は全体で65.2%、Microsoft Office(パッケージ型)は40.9%、Google Workspaceは17.7%となる。サービス形態別ではSaaSの利用率が75.6%となり、4社中3社がSaaS型のオフィスツールを利用していることが分かった。

 上記の結果を2020年6月に実施した前回調査と比較すると、SaaSの利用率が72.1%から3.5ポイント増加した。サービスの内訳では、Microsoft Office(パッケージ型)が53.2%から12.3ポイント利用率を下げ、Google Workspaceの利用率が増加していた。テレワークの普及に伴い、ネットワーク環境さえあれば場所を問わずにコラボレーションできるSaaS型オフィスツールの利用が増加したものと推察される。

機能も使い勝手も改善が続く……でも不満「あり」増、なぜ?

 続いて利用しているオフィスツールについて不満の有無を聞いたところ、「不満がある」と回答した割合は前回調査から9.0ポイント増加した(図3)。Microsoft 365とGoogle Workspaceは両者とも2020年にリブランドされて機能強化や使い勝手の向上も図られた。にもかかわらず、不満が増加した理由とは。

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