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» 2021年04月06日 07時00分 公開

「サーバ」シェア(2020年)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響や2019年の特需の反動で、全体的に下振れした国内サーバ市場だが、唯一、3桁のプラス成長を遂げた分野があった。

[キーマンズネット]

 IDC Japanが発表した「2020年通年の国内サーバ市場動向」によれば、2020年の国内サーバ市場全体の売上額は4943億円で、前年から4.1%減少した。出荷台数は44万6000台で、前年から13.5%減少となった。売上額がマイナス成長となったのは、2016年以来の4年ぶりだ。

国内サーバ市場の推移、2016年〜2020年(売上額ベース)(出典:IDC Japan)

マイナス成長の崖っぷちサーバ市場で成長した分野は?

 国内サーバ市場における2020年のカンパニー別シェア(売上額ベース)は、1位のベンダーが引き続き首位を維持する結果となった。

2020年国内サーバ市場カンパ二―シェア(売上額ベース)(出典:IDC Japan)

 次に、「x86サーバ」と「メインフレーム」「その他のサーバ」について、それぞれの分野別成長率を見ていく。

注:「その他のサーバ」とは、「ARMサーバ」「RISCサーバ」「IA64サーバ」「ビジネスサーバ」の総称を指す。

 まずx86サーバは、売上額が前年比11.4%減の3712億円で、4年ぶりのマイナス成長となった。出荷台数は前年比15.4%減の43万3300台で、同じく2年連続のマイナス成長であった。x86サーバのうち、「Standard Server」(ベンダーが公開するカタログに掲載された標準的なマザーボードや筐体をベースとしたサーバ)は、売上額が前年比13.3%減の3119億円で、出荷台数は同19.0%減の35万2800台だった。マザーボードや筐体が特定の顧客や用途向けに設計された「Custom Server」は、売上額が前年比0.1%減の593億円で、出荷台数は同4.9%増の8万500台だった。

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