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» 2021年03月09日 07時00分 公開

「PC」シェア(2020年第4四半期、通年)

2020年はコロナ禍の影響で在宅勤務や在宅学習でPCを利用するケースが増え、PC市場は堅調に推移した。GIGAスクール構想関連需要が同市場をけん引する要素となったが、中にはこの国策の恩恵を受けられずにいたベンダーもあった。

[キーマンズネット]

 IDC Japanが発表した「日本国内におけるトラディショナルPC市場出荷実績値」によると、国内トラディショナルPC市場の出荷台数は、2020年通年で1734万台、前年比0.1%減、2020年第4四半期(10月〜12月)は474万台、同比4.7%増となった。なお、タブレット端末は本市場には含まれていない。

国策の恩恵受けず、マイナス成長した“一人負け”のベンダーは?

 2019年は、2020年1月の「Windows 7」の延長サポート終了前の買い替え需要が発生し、国内トラディショナルPC市場は過去最大規模となる1736万台の出荷数を記録し、2020年はその反動でマイナス成長が見込まれた。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大がきっかけとなり、在宅勤務や在宅学習でPCを利用するケースが急拡大したことに加え、政府の「小・中学校における生徒一人にPC一台」政策(GIGAスクール構想)が始動したことによって、コンバーティブルノートブックPCやデタッチャブルタブレットの特需が発生した。CPU、ディスプレイ、ICチップなどの部材不足が下振れ要因となったものの、感染症拡大とGIGAスクール構想が市場をけん引し、2020年通年は、1734万台と2019年に続いて記録的な出荷数を達成した。

 2020年通年のカンパニー別(企業ないし企業グループ)出荷数のシェアは、1位のベンダーが41.7%、2020年から1.4ポイント拡大した。2位は16.1%で、2020年から2.0ポイントダウン。3位は14.2%で、こちらも1.3%ポイントダウンとなった。4位が5.8%、そして5位は小差で5.5%だった。

2020年通年 国内トラディショナルPC出荷台数(出典:IDC Japan)

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