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» 2020年12月22日 07時00分 公開

「RPAのあったらいいな」期待が膨らむ理想論、480人の見解は?

5回にわたってお届けする本連載だが、最終回となる本稿では、RPA製品を選定する際の指針やRPAに臨む機能などを尋ね、その結果を紹介する。

[キーマンズネット]

 RPA(Robotic Process Automation)は、定型的な入力作業などを自動化することで業務の生産性向上や省力化を実現する技術として注目を集めてきた。2020年、コロナ禍によって世界中の企業がイレギュラー対応に追われた中で、RPAの活用はどこまで進んだのか。

 本連載(全5回)では、キーマンズネット編集部とITmedia エンタープライズ編集部が合同で実施したアンケート調査(実施期間:2020年9月16日〜10月8日、有効回答数913件)を基に、RPAの導入率や導入の進み具合、得られた成果、導入しない理由など、企業におけるRPAの活用実態を解説する。

 回答者の業種は「情報・通信・IT」が36.9%、「製造業」が33.8%、「サービス業」が16.1%、「商社・小売り」が7.3%、「金融」が1.3%であった。企業規模は、従業員数「500人未満」の中小企業が43.8%、「500人以上1000人未満」の中堅企業が12.6%、「1000人以上」の大企業が39.9%という内訳だった。なお、グラフで使用している数値は、丸め誤差によって合計が100%にならない場合があるため、ご了承いただきたい。

「うちはここをラクしたい」読者の勤務先におけるRPAの活用用途

 第4回「『RPAをとにかく入れよう』で起きた現場の悲哀 意識しておくべき課題とは」では、コストの壁を乗り越えてRPAの導入を決めた企業が感じたメリット、デメリットや、RPAの導入成果を確実なものとするには業務そのものの見直しやスキルを持った人材の確保が重要だということについて触れた。最終回となる本稿では、RPAを適用したい業務と製品の選択の指針、適用したい業務について読者に尋ね、結果をまとめる。

 まず、RPAについて「興味はある」「検討中」「トライアル実施中」「トライアル完了」「本格展開中」「本格展開完了」と回答した人を対象に、「RPAを導入したら適用したい業務は何か」を尋ねたところ、「集計レポートの作成」(329件)、「ワークフローの自動実行」(320件)、「複数システム間のデータ入出力」(257件)、「定型書類のチェック」(249件)、「社内システム向けの巡回、定型データの収集」(224件)が上位に並ぶ結果となった(図1)。

図1 RPAを導入したら適用したい業務(n=660)

 その他の回答としては、「銀行振り込みの入金処理、経理の仕分け処理」「ERPなどでサポートできていないデータ分析」「報告書の自動もしくは半自動作成」などが挙がった。

「あったらいいな、こんな機能」読者が語ったRPAの“理想論”

 次に読者の勤務先におけるRPA製品の選定指針や今後RPAに期待する機能など“RPAの理想論”について尋ねた。

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