キーマンズネットは2020年9月14日〜10月2日にわたり、「名刺管理ツールの利用状況」に関する調査を実施した。全回答者数158人のうち情報システム部門が27.2%、製造・生産部門が20.9%、営業・販売・営業企画部門が11.4%、経営者・経営企画部門が8.2%などと続く内訳であった。
今回は、個人利用を中心としたスマートフォン名刺管理アプリと法人利用を中心とした名刺管理ツールについて「利用しているサービス名」や「便利だと感じる点」「不便に感じる点」などを調査した。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
前編では名刺管理ツール、アプリの利用状況やオンライン打ち合わせ時の名刺情報の交換方法について読者に尋ねた。後編では、まずスマートフォンアプリや管理ツールによる名刺管理のメリット、デメリットについて、調査結果を見ていく。
最初に、「スマートフォンアプリを使って名刺を個人管理している」(20.9%)と回答した人に対して、具体的にどのアプリを利用しているのかを尋ねた。「Eight」が54.5%と過半数を占め、次いで「Wantedly People」15.2%、「CamCard Lite」「myBridge」12.1%と続いた。
関連して、利用している名刺管理アプリで「便利だと感じる点」を聞いたところ、以下の意見が寄せられた。また、このご時世で、在宅勤務で就労する読者も少なくないためか、物理的に名刺を保管せずに済むという意見も幾つか見られた。
上記のほかに、「個人携帯でもアドレス帳を別管理できる」という回答からも見られるように、個人所有の携帯電話に仕事でつながった名刺情報を残しておけることで「他人とのつながりを強制されないところ」にメリットを感じる人もいた。
対して「不便に感じる点」についても聞いたところ、寄せられたコメントが以下だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ホワイトペーパーや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。