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» 2020年10月08日 07時00分 公開

コロナは新卒採用をどこまで変えたか オンライン採用の最新事情

今までは対面での面接が当たり前とされてきた新卒採用。だが、ここにきて採用活動における“常識”が大きく変わろうとしている。新卒採用活動の今を調査結果から見る。

[キーマンズネット]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けてテレワークの実施が拡大したように、採用活動も非対面による採用活動にシフトしつつある。

 HR Tech(Human ResourcesとTechnologyを組み合わせた造語)のスタートアップ企業であるZENKIGENはシード・プランニングと共同で、企業の新卒者採用担当者556人を対象にした採用活動におけるオンライン化の実施状況についてアンケート調査を実施した。その調査結果を振り返る。

コロナで広まる非対面採用活動、半数以上がオンラインにシフト

 まず、回答者の勤務先でオンライン採用を実施しているかどうかを尋ねた項目を見ると、「実施している」(57.6%)、「実施していない」(26.6%)、「現在実施していないが、検討している」(15.8%)となった。

新卒オンライン採用の実施について(n=556)(出典:ZENKIGEN)

 関連して、オンライン採用を導入した時期については、「2020年」が90.3%と最も多く、感染症対策が契機となり、オンライン採用が広まったことが見て取れる。

新卒オンライン採用の開始時期(n=320)(出典:ZENKIGEN)

 新卒者のオンライン採用を開始した回答者に導入理由を尋ねた項目では、「新型コロナウイルス感染症拡大対策のため」の回答が最も多く、94.5%を占めた。次に「時間や距離にとらわれない面接の実現」(29.1%)、「幅広い応募者の獲得」(21.1%)と続いた。

新卒者オンライン採用の導入理由(n=289、複数回答可)(出典:ZENKIGEN)

 オンライン採用に移行したことで感じるメリットについては、「感染症対策」(82.8%)以外に、「場所を選ばない」(72.9%)、「面接者・応募者双方の時間の効率的活用」(57.8%)、「面接官のスケジュール調整がしやすい」(40.9%)などが上がった。

オンライン採用の導入メリット(n=320、複数回答可)(出典:ZENKIGEN)

採用活動の急なオンラインシフトで戸惑う採用担当者

 コロナ禍で対面からオンライン採用に一気に切り替わったことで、応募者、面接者ともに画面越しでの選考に慣れず、戸惑う場面もあるだろう。次に、オンライン新卒採用を導入しているとした回答者にオンライン面接の課題を尋ねた結果を見てみる。

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