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» 2020年09月23日 17時00分 公開

コロナ禍で突然の営業自粛要請……「イスラエル軍式護身術ジム」の“戦い方”とは

ITを活用したジム運営でコロナ禍を戦う「マガジム」を運営するハマーフィストの代表がその“戦い方”を語った。

[野依史乃,キーマンズネット]

 2020年2月末、スポーツジムで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスタ感染が発生した。その後、2020年4月に政府が発出した緊急事態宣言をきっかけに、自治体がスポーツジム業の営業自粛を要請した。

 コロナ禍で苦境にあえぐスポーツジムを、実はSalesforceが支えていたことはあまり知られていない。Salesforce主催のオンラインイベント「Salesforce Live:SMB(中小企業・スタートアップ向け)」(2020年9月14〜15日開催)で講演したハマーフィストの代表の熊谷篤広氏は同社が運営するジムのコロナ禍での取り組みを紹介した。

ハマーフィスト 代表取締役 熊谷篤広氏

 ハマーフィストが運営するのは、20世紀前半にイスラエルで考案された接近戦闘術「クラヴマガ」のジム「マガジム」だ。同ジムはCOVID-19によってもたらされた困難を、ITの力で解決したという。

 熊谷氏は「イスラエル軍式護身術であるクラヴマガは、例えば安心して乗っていたエレベーターで突然襲われた時に役立つようなもの。予期せぬコロナ禍での対応にもクラヴマガで重要な『機動力』や『立ち止まらないこと』が生かされました」と振り返る。

2日で準備完了、イスラエル軍式護身術ジムのコロナ禍の戦い方

 マガジムはどんな“戦い方”で壁を乗り越えたのだろうか。創業当初から導入していたSalesforceの力を借り、営業自粛から2日でその課題を解決したという。ジムとSalesforce、その関係性とコロナ禍での取り組みとは。

 ハマーフィストは2013年の創業当初からSalesforceを導入していたという。2年目にはインストラクター用の会員管理システムを開発。会員の名前や顔写真を一目で確認でき、クラスの参加者を「会員さん」ではなく名前で呼べるようになった。結果として、利用者がジムに愛着を持つきっかけともなったという。

会員管理システムとは

 しかし、ジムの運営が好調となるにつれ、思わぬ問題も起きた。

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