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“ニューノーマル”で必須となる「製造現場の要塞化」、実現を阻む壁は何か工場セキュリティ

COVID-19拡大が進む中、製造現場でも新たな働き方が求められている。この手段としてDXに注目が集まるが、同時に急浮上しているのがセキュリティの問題だ。製造現場の“ニューノーマル”を実現するために必要なものとは?

» 2020年09月17日 10時00分 公開
[PR/キーマンズネット]
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 ビジネスのあらゆる局面で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と共存する“ニューノーマル”が求められている。製造業では、工場内で「3密」を避ける取り組みはもちろん、今後の状況変化が読めない中、想定外の変化にも柔軟に対応できる生産体制を構築する必要がある。

 これらを実現するカギが「データ」である。例えば、今回のように製品や部品の流通などが滞った際、即座に調達を別の流通網へ切り替えられる体制が求められる。それには、OT(産業制御技術)とIT(情報技術)で緊密にデータ連携し、生産の仕向け地変更やそれに伴う工場の作業プログラムの展開などを自在に実施できることが必要だ。中長期を見据えれば、工場にデジタル技術を組み込む流れは必須だといえる。

 その一方で懸念されるのが、セキュリティの問題だ。デジタル化が進めば、上述したようにITとOTのデータ連携が増え、必然的にサイバー攻撃のリスクは高まる。もし、サイバー攻撃を工場が受ければ、生産ラインの停止や誤作動による事故発生、不良品の出荷など深刻な被害が生まれる。つまり、デジタル技術の活用とセキュリティは同時に進めるべきものなのだ。しかし、実際に製造現場で従来のセキュリティ技術を適用するのは難しいのが現実だ。製造現場の運用を妨げずにセキュリティを確保するためにはどうすればよいのだろうか。

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