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» 2020年09月07日 17時30分 公開

Amazonビジネスとは? LINE WORKSとの連携で何ができるか都度の備品購買に潜む無駄を丸裸に

「仕事専用LINE」として知られるLINE WORKSが機能を拡充、Amazonビジネスとの連携を発表した。テレワークや働き方改革と併せて、購買業務の効率化を支援するという。提携の狙いを聞いた。

[原田美穂,キーマンズネット]

 「仕事用LINE」として知られるワークスモバイルジャパン「LINE WORKS」が2020年8月25日にメジャーアップデートを発表した。その目玉の一つが、LINE WORKS上でのアプリ連携機能の強化だ。この機能の利用第1弾として「Amazonビジネス」との連携をスタートした。多拠点展開の事業者やテレワークシフトを強化する企業などでの利用拡大を狙うという。編集部はアマゾンジャパンAmazonビジネス事業本部事業本部長の石橋憲人氏とワークスモバイルジャパン社長の石黒 豊氏に今回の連携の狙いを聞いた。

ワークスモバイルジャパン 石黒 豊氏(左)とアマゾンジャパン 石橋憲人氏(右)

Amazonビジネスとは何か、通常のAmazon.comと何が違うか

 Amazonビジネスは、ECサイト「Amazon.com」のビジネス版だ。ビジネス版専用のサイトで、業務で利用する文具などの備品をボリュームディスカウント価格で購入できる。Amazon.com同様に品目ごとに多数の商品を取り扱うことから、品揃えの豊富さがサービスの強みの一つだ。だが、それよりも魅力が大きいのは、小口清算が必要な備品類の調達手続きを簡便にできるため、必要な数量だけを都度購入できたり、複数の拠点で個別に備品として用意していたものを一括管理できたりするようになる点だ。複数の店舗や事務所で似たような備品のストックを抱える必要がなくなる。

 管理面から見ると、購買状況を一元化して可視化や分析がしやすくなる。部門単位などで購買傾向を分析し、最適化を検討できる。購入者から見れば、一般向けのAmazon.comと同様の使い勝手でオンラインで購入できる上、経費精算の手続きが簡便になり、選択できる商品のバリエーションが増える。

 小口の間接材購買の一元化を支援するサービスは他にもあるが、取り扱い商材が限定的なものもある。この点、Amazonビジネスは品揃えやサービスそのものの使い勝手に強みを持つ。

AmazonビジネスのWebページ。一般企業向けの他、医療機関向けもある

 Amazonビジネスで取り扱う商品は通常のAmazon.comよりも割安な価格設定になっており、従業員が個別に購入して精算するよりもコストを抑制できる点も特徴だ。品揃えはAmazon.comと同様のものに加え、法人限定商品の取り扱いもある。国内では既にDMM.comや横浜ゴム、星野リゾート、すしざんまいなどがAmazonビジネスを利用する。

LINE WORKSとAmazonビジネスはどう連携し、何ができるのか

 LINEとの連携機能やグループウェア的な機能を持つチャットアプリケーションLINE WORKSは、2020年8月25日のメジャーアップデートで大幅な企業拡充を実施した。ビデオ会議機能の強化などの他、今回のサービス連携の核となる新機能として「アプリディレクトリ」をリリースしている。

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