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ライオンのスマホアプリ開発秘話、”人間中心設計”で使いやすいアプリにスマホアプリ開発の成功は利用者目線にアリ

舌の画像を解析して口臭のリスクを判定するというスマートフォン用アプリ「RePERO」。“人間中心設計”で作られ、利用者からも好評だ。アプリ開発は専門外だったライオンはどうやって開発を進めたのだろうか。

» 2020年09月15日 10時00分 公開
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 歯ブラシや歯磨き粉、洗剤といった日用品や一般用医薬品などを開発、販売するライオンは、2030年に向けて「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」となる経営ビジョンを掲げ、新規事業の創出にも取り組んでいる。

 ライオンのビジネス開発センターの石田和裕氏(所属は取材当時のもの)は、もともと研究開発部門で製品開発に従事していた。そこで新規事業として提案したのは、舌の画像を分析して口臭リスクを可視化し、口臭不安の低減やコミュニケーションの活性化につなげるというものだった。このアイデアが後に同社の法人向けスマートフォンアプリ「RePERO」として実を結び、石田氏はその責任者を務めることになる。

 「アプリであれば普段持ち歩いている自分のスマートフォンで誰でも手軽に口臭リスクをチェックでき、チェック結果に応じてタイムリーに情報を提供でき、利用者のベネフィットにつながると考えました」(石田氏)

 アプリを開発するという方針は決まったものの、石田氏にスマートフォンアプリ開発の経験が十分あったわけではない。

 日用品の製造販売を主体とする同社が、「RePERO」の開発をどうやって成功させたのだろうか。その背景には、スマートフォンアプリ開発の専門家集団の活躍があった。

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