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» 2020年07月30日 08時00分 公開

会議の実施状況とIT活用(2020年7月)/後編

テレワーク制度導入で、会議、出張、どうなった? 調べてみたら、2割の企業がやむなく出張会議を決行、Web会議導入で効率ダウンなど、一筋縄では行かない厄介な問題が見えてきた。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2020年7月1〜15日にわたり「会議の実施状況とIT活用」に関する調査を実施した。全回答者数130人のうち、一般部門が48.5%、情報システム部門が35.4%、ベンダーやSIerとしての立場が12.3%などといった内訳であった。

 今回は「出張や移動を伴う会議の有無」や「対面会議から遠隔会議への切り替え計画の有無」「会議実施状況の変化」など、主に移動を伴う社外関係者との会議における運用実態を調査。出張を伴う会議は前回調査からわずか半年で27.7ポイントも急減していることなどが分かる結果となった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

出張を伴う会議は27.7ポイント減

 前編では主に、社内会議を中心に感染症拡大の影響でどのように会議運用が変化してきているのかを紹介した。後編ではテレワーク制度導入によって取引先企業との商談や出張を伴う会議などにどのような影響が及んでいるのか、その実態や課題を調査したので紹介していこう。

 初めに、社内外を問わず現在開催される会議の中で、出張や移動が必要な会議があるかを聞いたところ「ある」は42.3%と約4割の企業で未だ移動を伴う会議が存在していることが分かった。この結果を2020年1月に実施した前回調査と比較したところ、わずか半年足らずで27.7ポイントも減少しており、これまで年々増加傾向であった「移動を伴う会議」に見直しがかかっている状況が見て取れた(図1)。緊急事態宣言や外出自粛による影響が、今回の調査でも数字として現れた形だ。

図1 図1 出張や移動を伴う会議の有無

コロナ禍にあっても約2割の企業が対面会議を継続

 現在出張や移動を伴う会議が全くなくなったわけではない。だが、調査を実施した7月上旬の段階で出張や移動を伴う会議が「ある」と回答した方のうち、今後Web会議などの遠隔会議に切り替える計画の有無を聞くと「ある」が49.1%、「検討中」を含めると76.4%と過半数であった。この結果からも移動を伴う会議は今後もさらに減る傾向にあることが予測できる(図2)。

 では、今後も遠隔会議に切り替える予定はないと回答した23.6%の企業はどうだろうか。

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