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» 2020年06月03日 08時00分 公開

オンライン面接ツールとは? ざっと理解するメリット、使える機能

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、人材採用の方法は大きな様変わりを見せる。説明会もオンラインが当たり前になる中、対応に戸惑う企業もあるだろう。この中で注目を集めるのが「オンライン面接ツール」だ。オオンライン面接ツールの利点や、面接のオンライン化によって何が変わるかを整理する。

[キーマンズネット]

オンライン面接ツールとは

 オンライン面接ツールとは、採用面接に特化したツールで、応募者とリアルタイムでやりとりする「ライブ面接機能」と応募者が動画をエントリーする「録画面接機能」を持つことが大きな特長だ。すでにさまざまなオンライン面接ツールがリリースされているが、前記の機能に加えて、面接の設問設定機能、応募者情報の管理機能、応募者・面接者へのリマインド機能などが準備されている。

 また、オンライン面接は動画の送受信などで通信負荷がかかることから、応募者に面接用のURLだけを送り、アクセスすれば応募できるものなども存在する。多くはSaaSでの提供で、無料試用期間が設定されているので、料金や機能などは比較検討すればよいだろう。ちなみに、新型コロナウイルス対応として、一定期間無償提供をうたった製品もある。

オンライン面接のメリットは?

 オンライン面接ツールのメリットとしてまず挙げられるのが、パンデミックなどの事態にあっても将来の人材獲得のプロセスを止めずに運用できる点だ。

 事業継続計画(BCP)策定では現状の事業運営を継続することに注力しがちだが、長期的に見れば事業を継続するための人材を定期的に確保し続けられるかどうかは重要な視点だ。新型コロナウイルス感染症拡大に伴うテレワークでは、人材採用プロセスの見直しが間に合わず、採用活動そのものを停止せざるを得なくなった企業もある。採用計画に狂いが出れば長期的には事業環境にも影響を与えかねず、経営リスクに発展する可能性もある。オンライン面接ツールを整備しておくことでこうしたリスクを排除できる。この他にもオンライン面接ツールは応募者の負担や採用担当の手間、コストなどの軽減を可能にする。

応募者の負担軽減

 求職者にとって、面接に掛かる交通費、宿泊費などの費用は重荷になる。サポーターズの調査(2019年3月)によると、新卒者の就活費用は平均で約16万円に達する。中途採用の場合も在職者にとってはスケジュールの調整が難しい場合が考えられる。こうしたケースでもオンライン面接ツールを利用すれば、負担をかなり軽減できるだろう。

柔軟で先進的な風土を示し、広く求職者に門戸を開ける

 企業側はオンライン面接にも対応できることを示すことで、状況の変化に柔軟に対応できる組織であること、困難な環境の求職者に配慮がある組織であることを示せる。何よりも普段は接触が難しい、遠方に住む優秀な求職者を取り逃さず対応できるメリットがある。

新しいエントリー手法「動画エントリー」に対応できる

 オンライン面接ツールでは動画による応募(動画エントリー)を受け付ける機能がある。

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