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» 2020年05月12日 08時00分 公開

さらに沈むICT市場、新型コロナはどこまで追い打ちをかけるのか?

IDC Japanは、新型コロナ感染症拡大の現状を受け、下方修正を発表した。2020年4月3日の予測で唯一プラス成長を維持した「Software」が最も大きな下方修正となるという。

[キーマンズネット]

 IDC Japanは、「新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した国内ICT市場予測」のアップデートを発表した。2020年の国内ICT市場(支出額ベース)は、前年比6.1%減で、27兆8357億円と予測する。IDCが2020年4月3日付で発表した2020年のICT市場成長率から1.6ポイント低下するとみている。

「経済活動がさらに悪化」で市場成長率はどこまで落ち込むか

 2020年国内ICT市場(支出額ベース)の製品セグメント別前年比成長率は、スマートフォンやPC、タブレットなどの「Devices」がマイナス24.3%(前回予測比2.3ポイント減)、サーバやストレージ、IaaS、ネットワークなどの「Infrastructure」がマイナス3.9%(同2.7ポイント減)、「Software」が0.6%(同3.4ポイント減)、「IT Services」がマイナス2.8%(同1.0ポイント減)、「Telecom Services」がマイナス1.2%(同0.7ポイント減)としている。

 Softwareはプロジェクトの延期や中止などによって最も大きな下方修正となり、2019年並みの市場規模にとどまる見込みだ。ただし、リモートワーク環境へのセキュリティ対策やサイバーセキュリティへの投資は大企業を中心に継続されるとみている。

 DevicesやInfrastructureのハードウェア市場は、サプライチェーンの混乱の拡大やユーザー企業の出社自粛の影響を受けて下方修正となった。一方、プロジェクトに依存性の少ないマネージドサービスを提供するIT Servicesの影響は軽微であるとしている。

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