特集
» 2020年04月08日 10時00分 公開

情報システム部門による開発と徹底したユーザー部門サポート――フードリンクの事例に見るRPAの活用・運用術

[RPA BANK]
情報システム部 主任 伊藤 和央氏

ガートナーが2019年10月に発表した「日本におけるテクノロジのハイプサイクル」によると、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は幻滅期に入ったという。背景には、導入した企業が思うようにRPAを活用・運用できていない現状がある。

RPAはプログラミングなどの知識を持たない非ITエンジニアでも、簡単なロボットであれば開発できる点が強みである。しかし複雑な業務を自動化したり、ロボットを長期的に安定稼働させるためには、ある程度の専門的な知識が必要となってくる。

食肉の専門商社として食肉の卸業を行っているフードリンク株式会社(東京都港区)では、2019年1月からユーザックシステム株式会社のRPAツール「Autoジョブ名人」を導入。情報システム部門による開発や徹底したユーザー部門のサポートにより、品質の高いロボットの開発や安定したロボットの運用を実現している。「Autoジョブ名人」を実際にどのように活用・運用しているかについて、伊藤和央氏(情報システム部 主任)と吉田和幸氏(情報システム部 マネージャー)に聞いた。

■記事内目次

  • 1.コスト面やメンテナンスの利便性が決め手となりAutoジョブ名人を選択
  • 2.ユーザー部門に「ロボット化」を浸透させ、開発は情報システム部門で行う
  • 3.情報システム部門によるユーザー部門のサポート
  • 4.今後の展望とAutoジョブ名人に期待すること

コスト面やメンテナンスの利便性が決め手となりAutoジョブ名人を選択

――RPAを導入しようと思ったきっかけについて教えてください

伊藤 和央氏(情報システム部 主任): 当社は食肉専門商社として食肉の卸業を行っているのですが、得意先ごとの独自Webサイトから先方発注データを手動でダウンロードする業務があり、効率的に行う方法を探していたところ、2018年4月頃にRPAを知りました。

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