特集
» 2020年02月26日 10時00分 公開

RPA×AI-OCRを進化させる、世界初の「PC内蔵スキャナ」──独占取材・台湾Avisionの担当者に聞く【前編】

[相馬大輔,RPA BANK]

2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
移管に関する FAQ やお問い合わせは RPA BANKをご利用いただいていた方へのお知らせ をご覧ください。

RPA BANK

ソフトウエアで定型業務を代替するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用に取り組む企業において、担当者の多くは「OCR(光学文字認識)」との併用を念頭に置いている。2019年12月に開催された「RPA DIGITAL WORLD 2019 WINTER in TOKYO」の来場者に、検討中のソリューションを尋ねたアンケート(774人による複数回答)では「RPAの全社展開」「OCR」が、ほぼ拮抗していた(順に390件、363件)。

紙帳票などに記された情報をデジタルデータとして速く・正確に取り出せる仕組みが、RPAを含むデジタライゼーション全般の基礎となることは、もはや論を待たないところだ。ただ一方、人工知能の応用で高まった認識精度に期待が集まる「AI-OCR」の導入は19年下半期に伸び悩み、RPAを本格展開済みの企業に限っても採用率は「19%」にとどまっている(RPA BANK「第4回RPA利用実態アンケート調査レポート」)。

高い関心にもかかわらずAI-OCRの普及が足踏みしている背景にはいくつかの要因が考えられるが、その一端をハードウエアからのアプローチで打破する試みが、このほど動き出した。世界初となる「PC内蔵型ドキュメントスキャナ」の製品化を決定した台湾Avision(虹光精密工業股份有限公司)に、RPA BANKは現地で独占取材。担当者へのインタビューを全2回に分けてお届けする。初回となる本記事では、まず新製品の概要をお伝えしたい。

(写真左から)林士庭(Alex Lin)氏(プロジェクトマーケティング部 副部長)、施伯昇(Brian Shih)氏(マーケティング企画部 シニアマネージャー)、盛士超(Martin Sheng)氏(マーケティング企画部 マネージャー)

■記事内目次

  • 「エッジコンピューティング」を携え、世界有数のスキャナメーカーがRPA市場に参入
  • 「PC内蔵」「ネットワーク接続不要」のメリットとは
  • 開発中の機種から派生させたスピード開発で、今年9月の発売を予定

「エッジコンピューティング」を携え、世界有数のスキャナメーカーがRPA市場に参入

─最初に、貴社の簡単な紹介をお願いします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

ホワイトペーパーや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。