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» 2020年02月05日 13時14分 公開

SAPが「2025年の崖」転落期日を延長、現行ERPは20年保証を明言

SAPの2025年問題について、SAP自身が延長を表明した。少なくとも2025年以降、5年間の猶予を提示する一方で現行のS/4HANAは今後20年間の保証を確約した。

[キーマンズネット]

 SAPが「SAP Business Suite 7」のコアアプリケーションのメインストリームメンテナンスを2027年末まで(オプションの延長保守サービスを2030年末まで)延長する。SAPの発表によると「契約上の変更はなく、追加料金も発生しない」という(2028年からの3年間の延長保守サービスでは現行の保守基準料金に2パーセントの追加料金が加算される)。

 ここでいう「SAP Business Suite 7のコアアプリケーション」とは「SAP ERP 6.0」をはじめ、「SAP Customer Relationship Management 7.0」「SAP Supply Chain Management 7.0」「SAP Supplier Relationship Management 7.0」と「SAP Business Suite powered by SAP HANA」を指す。

 SAP ERP 6.0の保守サポート終了問題は、経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」で示した「2025年の崖」の「崖」要素の一つともされてきた。

「2025年の崖」(出典:経済産業省「DXレポート」(ダイジェスト版))

「転落待ち」だった企業に救済の手となるのか?

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