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» 2019年12月25日 08時00分 公開

AIやRPA時代に求められる「共感スペシャリスト」とは?

UiPathの代表取締役社長CEOを務める長谷川康一氏は、RPAやAIを活用することの本当の価値は、人間が「共感」する心を持てるようになることだという。

[溝田萌里,キーマンズネット]

 AI(人工知能)やRPA(Robotic Process Automation)を業務の効率化に活用しているユーザー企業では、導入プロジェクトの当初に、従業員から「業務が奪われるのではないか」という声が上がり、自動化への理解がなかなか進まなかったという話を聞くことが多い。世間では以前から、「AIに仕事を奪われる○つの職業」といったコンテンツが出回り、人々の不安をあおっている。

UiPath 長谷川康一氏

 このテーマについてはさまざまな議論が交わされているが、RPAベンダーUiPathの代表取締役社長CEOを務める長谷川康一氏は、「A Robot for Every Person」というコンセプトを掲げ、「洗濯機が女性の自由な時間を増やし社会進出を促したように、AIやRPAなどの技術を組み合わせたデジタルロボットは人間から仕事を奪うものではない」と話す。

 確かに、ロボットによって業務を自動化し、新たな時間を創出することで人間がより高度なスキルを身に付け、付加価値の高い仕事に力を注げるようになる」という話はよくいわれることだ。しかし同氏は「新たなスキルを身に付けることよりも、むしろ共感力を取り戻せる」ことに価値を置いている。

 デジタルロボットによって人間が共感する心を持てるようになるとはどういうことか。同氏が登壇した「TEDxOtemachiED 2019」(東京、3×3 Lab Future)の内容から探る。

人間が「共感力」を取り戻す――デジタルロボットの本当の価値は

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