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» 2019年12月19日 08時00分 公開

営業部門の業務課題とIT活用(2019年)

キーマンズネットは2019年11月に「営業部門の業務課題」に関するアンケートを実施した。営業部門が今後導入を検討しているITツールの1位はRPAであることなどが明らかになった。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2019年11月22日〜12月6日にわたり、「営業部門の業務課題」に関するアンケートを実施した。全回答者数68人のうち、情報システム部門が25.0%、営業・販売・営業企画部門が17.7%、製造・精算部門が17.6%、経営者・経営部門が10.3%といった内訳であった。

 今回は「営業部門の独自予算」や「ITツールによる効率化を実施している業務」「営業部門が導入しているITツール」など、営業部門の業務課題とIT活用の現状を把握するための質問を展開。その結果、営業部門が今後導入を検討しているITツールの1位はRPAであることなどが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

営業部門の独自予算は“増額”傾向! 20.6%が部門の裁量でツール導入が可能と回答

 営業力強化を目的に、営業部門でもIT活用が進んでいる。はじめに営業部門が“独自の裁量”で業務支援ツールを調達することがあるかを聞いた。その結果、全体の20.6%が部門独自の裁量でツールの調達ができ、27.9%が情報システム部門承認の元で部門予算を利用して調達できると回答した。まとめると、48.5%と約半数の企業で営業部門が業務支援ツールを導入しうる“独自予算”を持っており、そのうち半数の20.6%が独自の裁量をもってツールを導入できることが分かる。一方、51.5%と過半数は「部門独自では調達できない」結果となった(図1)。

図1 営業部門が独自裁量で業務支援ツールを調達できるか

 続いて営業部門の“独自予算”を持つ回答者を対象にその予算を聞いたところ「11〜50万円程度」が24.2%と最も多く、全体では約7割が年間500万円以下の独自予算を持っていると分かった(図2)。

図2 営業部門の裁量で調達できる金額の範囲

 この結果を2018年に行った同様の調査と比較すると、「10万円以下」が50.9%から18.2%と大幅に減少する代わりに「100万円以上」が24.6%から57.6%と倍以上の伸びを示しており、営業部門が独自に使える予算の相場が上がったことが明らかになった。これまで、比較的安価に調達できるSaaS型の業務支援ツールを中心にIT活用を進めてきたであろう営業部門においても、活用できるツールの幅が広がっていると予想できる。

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