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» 2019年06月24日 08時00分 公開

RPAの利用率は技術大国インドの約5分の1、日本のトホホな事情

Automation AnywhereがRPAとAIの活用に関する調査レポートを発表した。調査結果によると、インドや米国ではこれらの技術に対する期待が大きく、すでに活用している割合も高かった。それに対して日本の状況は立ち遅れている。その割合はいかに。

[キーマンズネット]

 Automation Anywhereが、RPA(Robotic Process Automation)を主とする業務の自動化技術とAI(人工知能)の活用に関する調査レポート「Making Work Human:5 Challenges(人間らしい働き方:5つの課題)」を発表した。調査結果によれば、調査対象者の72%がAIやRPAを業務の改善に役立つ技術として認識していた。一方、国別のレポ―トみると、日本では同様の回答が48.7%と下がり、RPAを利用している割合は13%に止まることも明らかになった。

 日本におけるテクノロジーへの意識や業務自動化の状況を、世界規模で鳥瞰(ちょうかん)すると何が見えてくるのか。

RPAやAIによる業務改善に約半数は「興味なし」――日本の事情

 RPAやAIが人間の仕事を奪うという論調がある一方、調査レポートによれば、調査対象者はそうした考えを持っていなかったとしている。具体的に、全体の72%がAIは人間に取って代わるものではなく、人間と連携できる対象だと考えていた。国別の傾向を見ると、こうしたテクノロジーを仕事のパートナーとして捉える従業員の割合が高いのは、インド(87.7%)や米国(82.4%)、英国(70.8%)で、日本は48.7%だった。

 さらに同レポートは、従業員の関心が「RPAやAIが仕事を奪うのではないか」ということよりも、むしろ「AIによって業務がどのように改善するのか」ということに向いていたと主張。中でもインドと米国は、AIによる業務改善に高い関心を示し、「関心がある」と答えた従業員の割合はそれぞれ90.2%と75.5%だった。一方、日本で同様の回答は52.4%と割合が下がった。

RPAやAIへの期待度は日本が最低値、なぜ?

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