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» 2019年06月06日 08時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:グループウェアの利用状況(2019年)/前編 (1/2)

スケジューラーや掲示板、文書管理機能などを備え、毎日のように業務で利用するグループウェア。その導入率は9割に迫る勢いだ。今、多くの組織で利用されているグループウェアはどれか。読者に聞いた。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2019年5月6日〜23日にわたり、「グループウェアの利用状況」に関するアンケートを実施した。全回答者数226人のうち、情報システム部門が38.1%、製造・生産部門が16.8%、営業/企画・販売/促進部門が11.5%、経営者・経営企画部門が6.6%などと続く内訳であった。

 今回はグループウェアの「導入率」や「利用期間」「利用製品」などを、2018年に実施した同調査と比較した形で分析。全体の9割強近くがグループウェアを導入済みでありながら今後のリプレースを予定する企業が少ないことなどに触れながら、その背景を考察する展開となっている。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

グループウェアの利用期間は「1年以上、3年未満」がボリュームゾーン

 まず、グループウェアの導入状況を尋ねたところ「導入済み(リプレース予定なし)」71.7%、「導入済み(リプレース予定あり)」15.5%、「現在、導入しておらず今後も導入の予定なし」9.7%、「現在、導入していないが導入を検討中」3.1%と続く結果となり、まとめると全体の9割近い87.2%が導入済みであった(図1)。従業員規模別に見ると規模が大きくなるほど導入割合が高く、小さくなるほど「未導入で今後も導入予定なし」の割合が高かった。この傾向は2018年1月に実施した同様の調査から続いており、全体の9割近くで導入されている状況にも大きな変化は見られなかった。

図1 グループウェアの導入状況 図1 グループウェアの導入状況

 注目したいのは「リプレース予定なし」とした回答割合だ。導入済みだけで見ると82.2%、全体で見ても71.7%が「リプレース予定なし」と回答しており、グループウェアの導入継続率が高いことが見て取れる。そこでグループウェアを導入済みとした層に対してグループウェアの利用期間について聞いたところ「1年以上、3年未満」23.9%、「3年以上、5年未満」17.8%、「5年以上、7年未満」14.2%と続き、意外にも利用期間が短いことが分かった(図2)。これらの結果から想定されるのは、現在利用しているグループウェアは比較的直近でリプレースまたは導入し始めた可能性が高いことと、そのタイミングで導入したグループウェアに関して現状では一定の評価もしており、今後リプレースを検討する必要がないと感じていることなどが考えられそうだ。

図2 グループウェアの利用期間 図2 グループウェアの利用期間
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