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» 2019年05月16日 08時00分 公開

「例の崖」が来る前に、赤くない会社が集う:SAPのクラウド移行先はどこに? Microsoft、AWS、Googleが支援を本格化

SAPユーザーのクラウド移行に主要プロバイダー3社がそろってシステム移行で協力する。2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」に取り上げられたことで注目を集める基幹業務システムの「2025年の崖」。渦中の古いSAP ERPユーザーも「崖」から救うか。

[キーマンズネット]

 SAPジャパンは2019年5月15日、新たなプログラム「Embrace」を発表した。これは、「Microsoft Azure」や「Amazon Web Services」(AWS)、「Google Cloud」といった大規模クラウド事業者(ハイパースケーラー)と、SAPのグローバル戦略サービスパートナー(GSSP)とのコラボレーションプログラムで、顧客システムのクラウド移行を促進する。

 Embraceでは、SAPや大規模クラウド事業者、GSSPが提供するプラットフォームやソフトウェア、サービス、インフラストラクチャを利用して、顧客のシステム環境に即したクラウド環境の「SAP S/4HANA」に移行できるようにする。SAPはその際、「市場で認められたプロセス」や「リファレンスアーキテクチャ」に基づいて実施するとしている。

 「市場で認められたプロセス」とは、SAP S/4HANAを導入するまでの業界別のロードマップで、大規模クラウド事業者やGSSPと共同で策定する。またリファレンスアーキテクチャには、顧客のアプリケーションを実行するために必要なSAPや大規模クラウド事業者のコンポーネントが組み込まれるという。

図 産業装置製造業における「市場で認められたプロセス」の例(出典:SAP)《クリックで拡大》

 Embraceにはこの他にも新しいサービスが含まれる。

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