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» 2019年04月15日 08時00分 公開

強制シャットダウンシステムは効果あり? メリットや選定ポイント、定着のコツ (1/4)

働き方改革を背景に、残業時間のPC利用を制限する強制シャットダウン機能に注目が集まっている。機能や効果、運用のポイントについて導入事例を交えて紹介する。

[小池晃臣,タマク]

なぜ「強制シャットダウン機能」が注目されているのか?

 2019年4月に働き方改革関連法(正式名称「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」)が施行され、残業の上限規制が厳格化された。従業員に対して企業が課せる残業時間は、最大で年720時間、単月100時間未満と定められている。

 法令に違反した場合には、懲罰や罰金などの罰則が科せられるだけでなく、企業イメージのダウンや優秀な人材の流出といった深刻なダメージを被ることが予想される。従業員の残業時間を適切にマネジメントすることが急務だ。

 だが、上司が常に部下の業務状況を監視することは難しい。柔軟な働き方が浸透するにつれて、顔が見えない従業員の業務時間をどのように管理するのかという課題も浮上している。

強制シャットダウン機能とは?

 具体策として、注目を集めているのが、「強制シャットダウン機能」だ。多くの業務がPCを使って行われることに注目し、PCの稼働時間をコントロールすることで、長時間労働の是正とPC利用時間(労働時間)の把握にアプローチする。具体的にどのような機能を備えているのか、同市場で最大シェアを占める「FUJITSU Software TIME CREATOR」(以下、タイムクリエイター)を例に解説していこう。

 タイムクリエイターの主な機能としては、残業の抑止と働き方の可視化の2つが挙げられる。強制シャットダウン機能というと、シャットダウンによる残業抑止機能のイメージが強いが、長時間労働の是正には業務状況の把握や見直しも必要だ。

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