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» 2019年03月01日 10時00分 公開

経営のための改革はいらない……働き方改革、進捗と従業員のホンネ【実態調査】 (1/3)

働き方改革の波が広がり、ベストプラクティスを耳にする機会も増えたが、取り組み企業からは不満の声も上がる。働き方改革の最新状況と、企業が抱える課題を聞いた。

[キーマンズネット]
7つのITトピックス

 2019年に注目すべきITトレンドは何だろうか。キーマンズネット編集部では「セキュリティ対策」「SaaS」「RPA」「改元対策」「EoS対策」「働き方改革」「AI」の7つのトピックスを抽出し、「IT活用状況調査」(有効回答数1541件、実施期間:2018年11月26日〜12月21日)を行った。企業における2019年のIT投資意向と併せて調査結果を全8回でお届けする。

 第7回のテーマは「働き方改革」だ。

調査サマリー

  • 広がる働き方改革、「既に取り組んでいる」と回答した企業は51.9%
  • 約6割の企業が働き方改革の効果を実感
  • 改革の取り組みについて、経営陣や組織に対する不満の声も
  • 働き方改革法案が登場するも、状況は「変わらない」と答えた企業が39.7%

1年前よりも確実に進む働き方改革

 安倍内閣の働き方改革が3年目に突入した今、働き方改革の文脈で多くのサービスが登場し、企業によるベストプラクティスを耳にする機会も増えた。2019年も引き続き重要なキーワードとなることは間違いない。

 本稿では約1年前に実施した「ITへの投資状況に関するアンケート調査」(2017年12月11日〜19日、有効回答人数1549人)の調査結果とも比較しながら、企業の働き方改革の実態を紹介する。

 まずは、働き方改革の取り組み状況について聞いた。調査結果によれば、働き方改革に「既に取り組んでいる」と回答した企業は51.9%を占めた(図1)。2017年に実施したアンケートでは、取り組む企業が42.6%だったのに対し、9.3ポイントの増加がみられる。また、調査や準備を進めているか否かにかかわらず、31.9%は、働き方改革に取り組む予定だと回答している。

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