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» 2019年02月08日 10時00分 公開

RPAは使いものにならない……? 導入企業の訴えまとめ【実態調査】 (2/4)

[キーマンズネット]

RPAを知っている企業の3割以上がRPAを実施

 続いてRPAについて「知らない」と答えた回答者を除き、RPAの導入状況について聞いた。

 その結果、「導入しておらず、今後も導入する計画はない」と答えた企業が最も多く、31.3%だった。続いて、「既に導入している」が18.7%、「導入予定だが、具体的な計画はこれから」が18.1%、「導入予定で、情報収集中」が16.1%、「導入を前提にトライアルで使用中」が15.8%と続いた。

 まとめると、少なくともRPAを知っている企業の3割以上は、トライアルを含めてRPAを実施しており、同様に3割以上が導入を予定していると分かる(図3)。

 従業員数別の回答では、従業員の多い企業ほどRPAを「既に導入している」と答えた割合が増えた。具体的には、5001人以上の企業は「既に利用している」と答えた割合が33.7%と最も多く、その後は順当に3001人〜5000人の企業が32.9%、1001人〜3000人が25.9%、501人〜1000人が21.6%、101人〜500人が11.4%、51人〜100人が7.8%、11人〜50人が2.1%、10人以下が0%と続いた(図3)。

 一方、「トライアルで使用中」と答えた割合は、1001人〜3000人以上の企業が25.9%と最も多く、5001人以上の企業(21.5%)、3001人〜5000人以上の企業(20.5%)が続いた。規模別によるボリュームゾーンの違いを見れば、従業員が多い企業からトライアルを終えて、順次本格導入に進んでいると考察できる(図3)。

図3 RPAの導入状況

RPAを利用している企業の約8割が30%以下の業務削減効果

 RPAを導入した企業では実際に成果を上げているのだろうか。RPAについて「既に導入している」「導入を前提にトライアルで使用中」と答えた企業を対象に対象業務の削減効果を聞いたところ、「11〜20%」が最も多く27.4%、2位が「0〜10%」で27%、3位が「21〜30%」で24.0%と続いた(図4)。

 世の中では、大きな効果を挙げた事例が話題になる。しかし、アンケート結果ではRPAを利用している企業の約8割が30%以下の業務削減効果にとどまっていた。

図4 RPAの導入効果

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