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» 2019年02月14日 08時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:ワークフローツールの導入状況(2019年)/後編 (1/3)

キーマンズネットが行った読者調査によると、今後、ワークフローツールを導入する企業は減少傾向にあることが明らかになった。その理由は?

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2018年12月20日〜2019年1月17日にわたり「ワークフローツールの導入状況」に関する調査を実施した。全回答者数305人のうち、情報システム部門が46.2%、製造・生産部門が13.4%、経営者・経営企画部門が5.3%、営業・販売部門が5.2%といった内訳であった。

 今回はワークフローツールの「導入形態」や「連携して使用しているツール」「連携したいと検討中のツール」などの調査結果を見ていく。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

連携してほしいのはグループウェア

 前編はワークフローツールの導入率や導入目的などから導入状況を紹介した。中でも特に注目したのが導入率が71.1%あり、そのうち約2割だけがリプレース検討者という点だ。

 前編ではその理由を探るべくツール導入者の不満の声からその理由を深堀したが、後編はそこで多く聞かれた「他システムとの連携が少ない、できていない」といった声に着目し、その実態や今後の展開について考えていきたい。

 実際ワークフローツールを導入している企業で、他ツールとの連携はどのくらい進んでいるのだろうか。連携有無について聞いたところ「連携して利用している」は60.4%と過半数に上っていた。連携しているツールについては「グループウェア」が51.6%と最も多く、次いで「電子帳票」26.7%、「ERP」23.5%、「DB」19.8%、「文書管理」17.5%と続いた。

 関連して今後連携を検討中のツールについて聞いたところ、ここでも「グループウェア」が61.9%と過半数を占める結果となった。一方で導入済みでは5位であった「文書管理」が52.4%と2位に上がり、次いで「電子帳票」35.7%、「ERP」16.7%と続いた(図1)。

 導入済みでも導入予定でもグループウェアとの連携を望む声が多かった。情報共有やコミュニケーションツールとして従業員の利用頻度が高いグループウェアと連携することで、申請・承認などの電子化した業務手続きをより迅速に確実に対応できるなど、業務効率化のイメージがつきやすいことも理由の1つになっていそうだ。

図1-1 ワークフローツールと連携して使用しているツール 図1-1 ワークフローツールと連携して使用しているツール
図1-2:ワークフローツールと連携したいと検討中のツール 図1-2 ワークフローツールと連携したいと検討中のツール
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