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» 2018年12月13日 11時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:業務PCの利用状況(2018年)/後編 (1/2)

Windows 10への移行が本格化する中、先行する利用者からは、業務アプリケーション側の対応方法や利用時の問題点の指摘があがった。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2018年11月1〜16日にわたり、「業務PCの利用状況」に関するアンケートを実施した。全回答者数338人のうち、情報システム部門が38.1%、製造・生産部門が12.5%、営業・販売部門が9.7%、経営者・経営企画部門が5.8%といった内訳であった。

 今回は「業務で使用しているPCの環境」や「Windows 10を業務で利用する上での問題点」「業務アプリケーションのWindows 10対応を予定していない理由」など、業務端末とWindows 10の利用実態を把握するための質問を展開した。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

大まかな傾向に変化はないもののBYODとタブレットPCが微増傾向に

 前編ではWindows 10利用企業が大幅増加していることに加え、PCやタブレット端末など業務端末の買い換えもここ2年間で大きく進みそうな傾向が見えたことなどを紹介した。後編では、企業における業務端末の利用実態について更に深耕していこう。

 まず業務で使用しているPCの環境について尋ねたところ、1位「職場で支給されているノートPCを利用している」73.4%、2位「職場で支給されているデスクトップPCを利用している」48.6%、3位「職場で支給されているタブレットPCを利用している(2in1を含む)」12.3%、4位「職場に設置されている共有端末を利用している」7.0%と続く結果となった(図1)。

 この結果を2017年に行った同様の調査と比較したところ(図2)順位に変動はなかったものの、デスクトップPCの利用率が若干減少した代わりにタブレットPCの利用率が微増しており、少しずつタブレット端末の業務利用が進んできている現状が見て取れた。また総数は少ないながらも「BYODで自由な端末を利用できる」とした回答者も増加傾向にあり、モバイルセキュリティやデバイス管理技術が向上したことで企業側も柔軟な労働環境を許容できるようになりつつあるようだ。昨今では国内企業においても“働き方改革”を掲げ、柔軟な労働環境の整備と人材活用が進んでいる。人口減少による労働力の確保が難しくなってきている今日において、この傾向は今後も進む可能性があるだろう。

図1 業務で使用しているPC環境(2018年)
図2 業務で使用しているPC環境(2017年)
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